ブッチログ☆ver.4

ブッチログ☆ver.4

さすらいの超不定期ブログ 今度はいつまで続くのか・・・

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アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた。

世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。

地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや

アレックスがライバル心を抱いている日本の自衛艦の艦長ナガタは、

弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。




またもや、問答無用の宇宙人侵略モノだが
事の発端は、宇宙に向けてコンタクトを取ろうと試みる「国際ビーコンプロジェクト」によって
信号を送信したら、エイリアンがやってきていきなり攻撃される。
という余計なことすんなよ的なストーリーだった。


兄貴に怒られて渋々海軍に入り将校となったアレックス。
ハワイの合同演習で日本の自衛艦艦長ナガタに

ライバル心剥き出しにするが、いいとこなし。

演習終了後に降格も決定・・・(+o+)


そんな時海上に現れた巨大建造物からエイリアンが攻撃を開始。
シールドをにより隔離された3隻の駆逐艦はなすすべがない。
孤立無援となった残り1隻となった駆逐艦の中で一番階級が高いアレックスは
急遽艦の指揮をとることとなったが・・・


日本の自衛隊護衛艦「みょうこう」の艦長役はこのところハリウッド進出がめざましい浅野忠信。
『マイティー・ソー』 ではジャッキー・チェンに間違えられるなど、どうでもいい様な役だったが
本作はセリフも多く、これほどの大作に堂々の準主役級扱い!
リーアム・ニーソンよりも出番が多くないか?
今後の活躍にも期待大だ。



『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 = 宇宙戦艦ヤマト


関係ないが・・・タイトルだけ。


この映画のタイトルとなっている「BATTLESHIP」は文字通り「戦艦」だ。
劇中で演習を行う「護衛艦」はいわゆる「イージス艦」で戦艦ではない。


イージス艦は高性能な多機能レーダーや、敵のミサイルを迎撃したり
長距離攻撃能力によって先制攻撃、先制撃破する。
面と向かってドンパチすることはやや不得意だ。


なぜバトルシップなのかというのは見てのお楽しみだが
こういう話の持って行き方はハリウッド映画。
エンターテイメントのツボを心得た作りはさすが。
なかなかの盛り上がりでテンション上がりまくる!


細かい突っ込みもどうでもよくなるほど
最後まで一気に見せてくれる。


SPACE BATTLESHIP ヤ●ト』


関係ないが・・・


関係者はこの映画のエンタメ魂を見習ってほしいところである。



バトルシップ BATTLESHIP
2012年 アメリカ 130分
監督 ピーター・バーグ
脚本 ジョン・ホーバー
    エリック・ホーバー
出演 テイラー・キッチュ
    アレキサンダー・スカルスガルド
    リアーナ
    浅野忠信
    リーアム・ニーソン



ブッチログ☆ver.4



遠い昔 はるかかなたの銀河系で・・・


銀河共和国を混乱が襲った。
辺境の星との交易に税を課すべきか否か。


貧欲な通商連合は武力での事態解決を計り
バトルシップ艦隊を出動。
小惑星ナブーへの航路を封鎖してしまった。


この非常事態に共和国議会は
果てしない討議を繰り返すばかり。
共和国最高議長は事態打開のために
平和と正義の守護者ジェダイの騎士2人を
ひそかに通商連合側に派遣した・・・





エピソード1

すべてのお話の始めであるこの映画。


新・3部作と言われているエピソード1~3

多くの映画紹介文でも書かれている通り


純粋無垢な少年、アナキン・スカイウォーカーが
いかにしてダーククサイドに堕ちて
シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーとなったのか。


こういう見方が一般的なのだが
ちょいと見方を変えると


小さな惑星のローカル政治家、パルパティーン議員が
共和国最高議長を経て銀河帝国を設立し皇帝にまでのし上がる
胸熱サクセスストーリー!


と書くと、課長・島耕作みたいだが


まさに影の主役といってよいこの人物。
正体は・・・知ってるよね?


そして、正義と平和の使者ジェダイ騎士団が
いかにダメになって滅んでいったのか。
続くエピソード2のマスター・ヨーダのセリフには
「わしらの目は節穴じゃった」とある。


この2つを踏まえたうえでエピソード1~3を観ると
面白さ倍増になるのである。




3Dの方はまあ、普通というか
2Dを変換したにしては良い出来だろう。


3Dというのはカット割りか早いと確認しにくい。
そういう意味ではポッドレースなどには実は不向き。
それよりもタトゥイーンの砂漠やコルサントの都市の風景
といった場面でその威力を発揮していたように見えた。




ところで、いつも見に行くシネコンに観に行こうと思ったら
時間が合わずにちょっと離れたとこで観たのだが
信じられないほど音響がショボくせっかくのSWの3Dが
台無し・・・(´;ω;`)


これなら家でブルーレイで観たほうがよっぽどマシだ。
マジで文句言ってやろうと思ったが
怒りは暗黒面に繋がる・・・


モヤモヤしながら高速に飛び乗り爆走!
50km走破しドルビーデジタル施設のあるシネコンへ!


ロイヤル・スターシップの轟音。
ポッドレースの爆音。
ライトセーバーの「ヴゥォン、ヴゥォン」!



これ! これ!! これ!!!



巨大スクリーン + 音響 + ポップコーン


この三位一体が真の映画なのだと再確認した一日だった。


それにしてもダース・モールはカッコよす。


STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D
STAR WARS: EPISODE I - THE PHANTOM MENACE 3D
2012年 アメリカ 137分
監督 ジョージ・ルーカス
脚本 ジョージ・ルーカス
出演 リーアム・ニーソン
    ユアン・マクレガー
    ナタリー・ポートマン
    ジェイク・ロイド
    イアン・マクディアミッド


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1930年代のパリ。駅の時計台で叔父の代わりに時計のネジを巻き

ひそかに暮らす孤児の少年ヒューゴ。

亡き父が残した壊れたままの機械人形の秘密を探る過程で、

彼は構内でおもちゃ屋の偏屈な老主人ジョルジュ、不思議な少女イザベルとに出会う。

やがてヒューゴは、機械人形にはそれぞれの人生ばかりか、

世界の運命すらも変化させてしまう秘密があることに気付く・・・



つい最近米国アカデミー賞で惜しくも作品賞を逃したこの作品。
ん?マーティン・スコセッシがファンタジー?そして3Dだと?


マーティン・スコセッシ監督といえば
1976年カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『タクシードライバー』をはじめ
『レイジング・ブル』『グッド・フェローズ』など名作の数々を
また2006年には『ディパーテッド』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で
作品・監督賞をダブル受賞するという巨匠の中の巨匠である。


スピルバーグはともかくスコセッシはどう考えてもファンタジーの住人ではない。
どうなることやら・・・
例によってなるべく情報を入れずに映画館へ。


むむむっ・・・


これは参った。素晴らしい。


優しい父親が博物館から拾ってきた機械人形を二人で修理するのが楽しみだったが
火事で父は死んでしまう。人形と修理に使っていた手帳を残して・・・

 
孤児となったヒューゴが住むのは駅の時計台の中。
この秘密基地みたいな時計台の裏側というのがなんかワクワクするなあ。
ちょっと「ルパン三世/カリオストロの城」を思い出してしまった。
そういえば孤児で機械の中働く少年。「ラピュタ」のパズーみたいだね。


駅の構内で働き、過ごす人々。この何気ない情景もスコセッシ監督はうまく切り取る。

ちょっと意地悪なヒゲの鉄道公安官もいるが冒険には付き物だ。
映画が進むにつれ彼らがまるで隣人のように思えてくる。


ヒューゴの持っていた手帳にショックを受けるおもちゃ屋の老主人ジョルジュこそこの映画の主役。

演じるはベン・キングズレー。さすがの名演だ。
ジョルジュの養女でヒューゴの相棒になる冒険を夢見る少女イザベラ。
クロエ・グレース・モレッツ「キック・アス」「モールス」で注目の若手女優。


映画創成期の手作り感満載の撮影技法はまさにマジックそのもの。
最新の3Dテクノロジーでオマージュたっぷりにそれを描いてみせる巨匠スコセッシ。

お見事と言うほかない。
みんなが幸せになるハッピーエンドもいい(・∀・)


スコセッシとファンタジーと3D。
それは『ニューシネマパラダイス』のような映画への愛に満ち溢れた作品だった。



ヒューゴの不思議な発明 HUGO
2011年 アメリカ 126分
製作 マーティン・スコセッシ
    ジョニー・デップ 他
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 ジョン・ローガン
出演 ベン・キングズレー
    エイサ・バターフィールド
    クロエ・グレース・モレッツ
    ヘレン・マックモリー
    サシャ・バロン・コーエン
    クリストファー・リー
    ジュード・ロウ


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