アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた。
世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。
地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや
アレックスがライバル心を抱いている日本の自衛艦の艦長ナガタは、
弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。
またもや、問答無用の宇宙人侵略モノだが
事の発端は、宇宙に向けてコンタクトを取ろうと試みる「国際ビーコンプロジェクト」によって
信号を送信したら、エイリアンがやってきていきなり攻撃される。
という余計なことすんなよ的なストーリーだった。
兄貴に怒られて渋々海軍に入り将校となったアレックス。
ハワイの合同演習で日本の自衛艦艦長ナガタに
ライバル心剥き出しにするが、いいとこなし。
演習終了後に降格も決定・・・(+o+)
そんな時海上に現れた巨大建造物からエイリアンが攻撃を開始。
シールドをにより隔離された3隻の駆逐艦はなすすべがない。
孤立無援となった残り1隻となった駆逐艦の中で一番階級が高いアレックスは
急遽艦の指揮をとることとなったが・・・
日本の自衛隊護衛艦「みょうこう」の艦長役はこのところハリウッド進出がめざましい浅野忠信。
『マイティー・ソー』
ではジャッキー・チェンに間違えられるなど、どうでもいい様な役だったが
本作はセリフも多く、これほどの大作に堂々の準主役級扱い!
リーアム・ニーソンよりも出番が多くないか?
今後の活躍にも期待大だ。
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 = 宇宙戦艦ヤマト
関係ないが・・・タイトルだけ。
この映画のタイトルとなっている「BATTLESHIP」は文字通り「戦艦」だ。
劇中で演習を行う「護衛艦」はいわゆる「イージス艦」で戦艦ではない。
イージス艦は高性能な多機能レーダーや、敵のミサイルを迎撃したり
長距離攻撃能力によって先制攻撃、先制撃破する。
面と向かってドンパチすることはやや不得意だ。
なぜバトルシップなのかというのは見てのお楽しみだが
こういう話の持って行き方はハリウッド映画。
エンターテイメントのツボを心得た作りはさすが。
なかなかの盛り上がりでテンション上がりまくる!
細かい突っ込みもどうでもよくなるほど
最後まで一気に見せてくれる。
『SPACE BATTLESHIP ヤ●ト』
関係ないが・・・
関係者はこの映画のエンタメ魂を見習ってほしいところである。
バトルシップ BATTLESHIP
2012年 アメリカ 130分
監督 ピーター・バーグ
脚本 ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
出演 テイラー・キッチュ
アレキサンダー・スカルスガルド
リアーナ
浅野忠信
リーアム・ニーソン



