君のしらない
西野カナ
シンクロ
あやか いきもの
れお ぱみゅ
ゆい さくらんぼ
らぶ りぃでい STiLL
「っきゃあぁぁー!都筑くぅん!」
体育館の前、唯一中を覗ける扉の前には、
かなりの人だかり……しかも、
その全ては女の子だ。
そしてその女の子達の視線は、
たった1人の男に集中してる。
2年D組、 都筑瞬ー…
容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群、
加えてバスケ部のエースでもあり、
女の子にはめっぽう優しいフェミニスト。
ここまで揃ってれば、そりゅあ女の子が
騒ぐのも分かる。
実際、都筑はその辺の下手なアイドルよりもかっこいぃしね。
都筑は誰に聞いても納得の
桜坂高校の王子様だと思う。
だけど…だけどね?
そんな完璧な男なんていると思う?
問いかけるようにちらりと
女の子達に視線を送れば、今現在、
女子で唯一体育館内にいる私は軽く
睨まれてしまった。
肩をすくめてこっそり溜息。
それもこれも、全部都筑のせいなんだから。「ーはい、5分休憩!」
ピーッと大きく笛が鳴って、コーチの声が
体育館内き響き、
私は慌てて用意してあったタオルと
ドリンクを部員に配って回った。
これはバスケ部唯一のマネージャーである
私の仕事なのだ。
「マネージャー、オレにもちょーだい」
「ちょっと待って、今行くから」
だから都筑ファンの女子からは
やっかまれたりするんだけど、
そんなこと私に言わないで欲しい。
そもそも私マネージャーなんて
やるつもりなかったし。
たばっちりもいいことだよ。
「桜 こっちにもくれる?」
振り返ると、私の心労の元であり噂の
張本人である都筑瞬が
ニッコリと非の打ちどころのない笑みを
浮かべていた。
思わずひきつってしまった顔を慌てて
引っ込めて、なんとか笑顔を出すことに
成功。
偉いぞ、私! ここで嫌そうな顔でも
しようものなら、後で都筑に
何を言われるか…
「はい、都筑くん」
「ありがとぅ。助かるよ」
ーちょっと! なんであのこばっかり!
ー都筑くんが優しいからって、
勘違いしないでよねーっ。
あ、都筑に言われる前に、女子からの
集中砲火が待ってました。
しかもおもいっきり睨まれるという
オプション付き。
いいけどね…でもさ、その般若みたいな顔、都筑に見られてもいいの?
文句があるなら都筑に言って欲しいん
ですけど。
そんな私の切実な願いをよそに、
都筑は「桜が見ててくれるとやる気出るな」 なんてのたまった。
ひぃっ。みんなの前で何を言うかこの人は。心にもないことを言わないで欲しい。
かなり切実に。
「ま、またまたぁ……都筑くん、本当に誰にでも優しいんだから」
「桜は大事な彼女だからね」
……誰か、今すぐこの男の口を塞いで下さいそこに転がっているバスケットボールを、
都筑の形のいい口に突っ込んでしまいたいっ。
都筑の台詞に1人脳内で現実逃避を
試みていると、女子の悲鳴にもちょっと似た声が体育館を震わせた。
ちょっとちょっと都筑さーん?
あんた一体私になんの恨みがある訳
なんですかね!?
殺意のこもった女子の視線が痛い…
私の小さな心臓は、今の女子の視線だけで
止まってしまいそう。
まだ命はほしいんだけどな……
「ーはい、休憩終わり! 次はー」
「残念。じゃあまた帰りにね」
シレッっいい放ち、コートに戻っていく
都筑王子に心の底から疲れを感じる。
今のやり取りだけで、私の寿命は
確実に一日ぶんは縮んだんしゃないだろうか
続く



んー。
恋とかもぅしたくなぃなぁ
男とかめんどくさいかもね。
好きな人できたって
それゎ一生叶わないからね
+おもぃっきり失恋
ほんとに
わらっちゃう
でもなぁ…
なんかいい出会いとか
なぃのかなぁ?
まぁ。
最後に一言
好きでいさせてね。
んぢゃ。

