入院6日目は病院も日曜日でA先生もお休みである。

患者3人でリハビリ訓練を行う。

男性2人女性私1人である。両手に黄色い花はてなマーク男性2人に囲まれて嬉しいように思う相手2人は既婚者であり、リハビリ体操がストレッチ化して、ハードでついていけない。ショック!



決してもう若くて乙女でもなく既婚者であるが私は男性2人に「あの・・・・一応女性なのでもう少しお手柔らかにビックリマーク」と言った。



午後のリハビリ男性群はゴルフ番組を観たさに、30分遅れにリハビリ体操を開始と勝手に決めるが、さぼらず真面目にやっていた。



A先生の研究して確立されたリハビリ体操とは

レッスン1:目線を変えたときのふらつきをなくす     1)~7)の太文字のことばを暗記しましょう!

1)はやい横:あ!鳥だ!飛行機だ!

2〉はやい縦:あ!鳥だ!飛行機だ!

3〉ゆっくり横:車窓の景色、目の前を自転車が通過するのを観る

4)ゆっくり縦:エレベーターの景色

レッスン2頭を動かしたときのふらつきをなくす

5)振り返る:人に呼ばれて振り返るとき

6)上下:  上:うがい、目ぐすり、布団の上げ下げ、下:靴のひも、顔を洗う、掃除機をかける

7)はてな:難しい質問

8)ねおき:美容室のシャンプー、歯医者の治療台

レッスン3:立ったときのふらつきをなくす:立ち上がるとふらつく方におすすめ

レッスン4:歩行時のふらつきをなくす:歩いているときにふらつく、まっすぐに歩けない、ふわふわ

《レッスン1》

まず、頭を動かさず親指を追ってください

1)肩幅に伸ばした両手の親指を「左右交互」に目で追う。                

2) 上下に伸ばした両手の親指を「上下交互」に目で追う。               

3)片手の親指を「左右に30度づつ」交互に動かし、それを目で追う。

4)片手の親指を「上下に30度づつ」動かし、それを目で追う。

《レッスン2》

次に片手に親指を見つめたまま、頭を動かして下さい。

5〉親指を見つめたまま、頭を「左右に30度づつ」交互に動かす。

6〉親指を見つめたまま、頭を「上下に30度づつ」交互に動かす。

7〉親指を見つめたまま、頭を「はてなのポーズ」で左右に動かす。

8)座位から仰臥位への体位の変換(肩枕の使用と左右への頭部のひねり)。

《レッスン3》

9)目を開けたまま「立つ・座る」を交互に行う。目を閉じて再度行う。

10)目を閉じたまま「足を開いて30秒間」立ってみる。

11)目を閉じたまま「足を閉じて30秒間」立ってみる。

12)両手の肩の高さまであげ、目を閉じて「50歩足踏み」を行う。

 めまい症状と前庭の3つの反射経路

1,前庭眼反射・・・・・・・目が回る/物がぶれて見える/波打って見える

2,前庭自律反射・・・・・吐き気、嘔吐/血圧があがる/冷感、冷や汗、あぶら汗

3、前庭脊椎反射・・・・・肩こり、頭痛/体がとられる/足踏みすると、左右に偏倚(へんい)する

 めまいの悪化因子と予防、日常生活の予防点

①めまいの悪化因子:めまいの悪化因子7つを言いましょう!

ⅰ)まず睡眠不足

ⅱ)つぎは風邪などの体調不良

ⅲ)寒くなったり、低気圧の接近

ⅳ)忙しい行事の参加後の疲れ

ⅴ)家族の病気などのストレスを抱える

ⅵ)生理の前後、更年期の時期(女性ホルモン

②予防

  1)食事:メニエール病は、塩分の摂りすぎに注意、水分は多く摂取 しましょう。 規則正しい食事を。

  2)睡眠:自分にとっての必要な睡眠時間を守ること。

  3)ストレス:あるのは当たり前。いかにうまく処理していくかが大事。ストレスを抱え込まない。 ストレスの原因を減らし、適度に流すこと。完璧主義に陥らない。趣味を持ち気分転換。ストレスと上手くつきあう。

  4)アルコール:たしなむ程度はOK。ただし、アルコールは小脳の機能を抑える傾向があり、ふらつきが  強まる事があります。利尿作用があるためコップ一杯のビールは、メニエール病には有効とも言われてる。

  5)タバコ:ニコチンは血管うぃ収縮させ、血の循環を悪くするため禁煙がbetter

  6)コーヒー:コーヒーの香りは情緒を安定させ集中力を高める働きがあると言われています。 また、成分のカフェインは眠気、疲労感をなくし、心臓の働きを強め、利尿作用があるためコーヒーの 制限は特になしです。

  7)運動:無理せず、競争心を持たず自分のペースで。

  8)入浴:長時間の入浴はいけません。湯船から立ち上がるときがが注意です。

  9)自動車の運転:調子の悪いときに運転すると事故につながります。・・・・・リハビリ5+6⇒12

 10)外出:人ごみ、デパート、ラッシュの交通機関、電車の景色は要注意。

 11)家事:台所仕事、掃除は下向きの姿勢です。また、ふとんの上げ下ろしは上向き、下向きの姿勢で、これらは「めまい」を誘発しやすい姿勢です。


   だからリハビリ」の5‐7項目は必修なのです。

   12)めまいのリハビリテーション

     入院中みなさんはたいへん真面目にリハビリをして下さるが、退院後に少し経つとやらなくなる方を多く見受けます。


リハビリをサボって早い人は1週間で、遅い人でも半年で「めまい」は再発します。


どうぞ “継続は力なり”を肝に命じてください。

                                                                           以上です。


めまいで悩んでる人の参考になればと思いまして・・・・