退院後検診は普通退院後1週間、その後は1ヶ月後、3ヶ月後、そして半年後と開いて行くものであるが、私はちっとも期間が開かない。いまだ2週間おきに病院に行っている。

そのうち1日から2日と間隔はあいていくものの、めまいは2日間も起きるようになった。長く間隔があくと長くめまいがするようになり、めまいの発作も強くなる。

夏の間は結構忙しく娘の高校見学とかも出かけていた。電車に乗り遠くの高校まで見学に行ったりした。その頃は歩行するのに杖を使用してた。


次回の診察でめまいの検査をすると言われていた。

午後のめまい外来でめまいのN先生と主治医であるM先生といっしょに行う予定であった。先生「味覚はどうだ?」

私「まだ完全に戻っていないです。舌先が少し戻って来た感じです。」

先生「普通味覚は舌の根元に近いところから戻るから、舌先から戻って来てるなら、次期必ず戻る。めまいの薬で飲んでるメチクールが神経にも効くから、それをもうしばらく飲んでると良いからな!」と言われた。

私のすぐ横にN先生が立っていた。

私「N先生味覚は舌の先では無く、根元から戻るのは本当?間違いない?」

N先生は笑いながら「本当、本当!間違いないよ。」

M先生には聞こえてたのかわからないが一生懸命カルテを書いていた。今日は部下がいっしょのせいかすごく真面目であり、まともであった。

やはりそのうちM先生に殴られるかしら・・?と言うのは冗談で患者虐待はうけてません!あしからず・・・

それから検査室に入りまたせまいベッドに横になった。目には赤外線CCDカメラをあたられた。それから右耳に水を入れられた。やはりめまいは起きなかった。左耳に同じく水を入れたら弱いめまいがようやく起きた。右耳に氷水を入れたけどまだめまいは起きなかった。

検査が終わったあとに、N先生には「必ずめまいは治るから!」と少しリハビリをしましょうと簡単なリハビリをおそわった。

私は「先生めまいが長くなったら、めまいが強くなり起きていられないから、何とかして!」先生は「じゃあめまいが強いときだけこれを飲むようにして、眠くなるからあまり飲まないようにしなさい。」」と処方されたのがトラベルミンだった。また今度10月くらいに検査をしようとのことだった。