小さい娘と息子を連れて宿屋に宿泊しようとしていた。
父が一緒にいたが途中でいなくなってしまった。
夢では途中から人が加わったり、居なくなったり、連れがいつの間にか入れ替わっていたりはしょっちゅうである。
息子は娘のお下がりの赤いパジャマを着ていた。つまりは幼稚園に入園前の年齢という事だ。
宿屋は大きな部屋を区切って、うなぎの寝床のように細長く区分されており、布団が2枚あてがわれているが、横に並べる幅がなくて縦につなげて布団が敷かれて居るのである。
これは使いにくい。
この使いにくい縦につながった2枚の蒲団に小さい娘と息子と私が寝ているのだが、他に宿泊客がいるのかどうかも区分されているのでわからない。
目が覚めると、(と言ってもまだ夢の中なのだが)うなぎの寝床のような区分された部屋ではなく、趣味の良い上等な和室に寝ており、こういう宿屋に泊ったら料金高いのではあるまいかと心配になるような部屋なのであった。
外がにぎやかで、寝過ごしてしまったのかと思いながら外を伺うと縁側から直接庭に降りられるようになっており、浴衣を着た人々が集まって盆踊りを始めようとしていた。
庭というか、これはもはや広場である。
縁側には特設席が設けられて浴衣のアナウンサーと審査員が座っており、審査員は見たことがある顔で、おそらくは地元出身の俳優と女優であるらしかった。
私は子供に浴衣を着せていたが、子供たちはいつの間にか小学校高学年くらいになっており、娘などは私よりも背が高い。
人の気配がするので振り返ってみると着付けを済ませたおばちゃんたちが、ぞろぞろと座敷から出てきて縁側から庭に下りていく。
おばちゃんたちは、それなりの年輩なのだが、皆あか抜けており、着付けもすっきりと粋であり、その辺の町内会の浴衣のおばちゃんとは明らかに一線を画している。
誰かに話しかけられて
「あ、あそこの竹の植え込みの陰に自販機が、」
と、なぜ知っているのか自動販売機のありかを教える。
目障りにならないように、竹の植え込みの後ろに自販機が置かれているのだ。
話しかけられた相手を見ると、ビールのCMに出ている女優だった。
若い女の子も増えてきているが、見回すとなぜか有名人がやたらと多い。
名前を知らないが紅白で踊っていたと思われるグループもいる。
ここ、何の集まりなんだろう。
目が覚めてから、この2月の雪マーク連続の日々に、なんで浴衣の夢だったのかと不思議に思う今日この頃なのであった。