同じ感覚の人とまだ会ったことがないんだけれど。
僕は音楽を聴いていても歌詞が全く入ってこない。歌っている人に失礼かもしれないけど何を話しているのか内容が伝わらないんだ。
この歌の歌詞が響く。とか。歌詞が泣ける。とか。
ごめんなさい、全くわからないんです。
洋楽を聞いているのと同じとまでは言わない。リズムとしては染み込んでくるんだけど言葉としては染み込んでこないんだ。
歌詞を理解するのは歌詞カードを読んだときやリズムに引き込まれないように意識して字幕を追っているとき。ここまで集中しないと内容が入ってこないなんて自分どうかしているのかなと考えたこともある。
聴きなれていれば曲に乗せてフレーズも口ずさめたりもするが、口ずさんだ上でこんな内容を言ってるんだと順序が逆になることもしばしば。
ミュージカルを観ていてもそう。歌に入ると内容が全く入ってこなくなる。全ての会話が歌に乗せて話されていると本当についていけない。致命的だよね。歌を聞いて歌詞で泣ける人からすると僕はきっと損をしているんだろう。
じゃあ音楽を聴いているとき僕は何をしているか。
過去の出来事を思い浮かべているんだ。かなり昔の事を考えるときもあればついさっきのことを考えてしまうこともある。表現として近いのは能動的に考えるというよりか音楽によって内にある記憶が引き出されると言った方が近い。先にも述べた通り歌詞は入ってこないから思い浮かべるのは歌詞に合ったものではない。ラブソングなのに、小さいころサッカー教室で友達とストレッチしていたことが頭の中で駆け巡っていたりする。
この話をすると周りは理解してくれないし可笑しいという。変人なのかもしれない。
ただ本当の事だからしょうがない。
そこで最近の自己分析でわかってきたのは、歌を聴くとインスピレーションに似たものが湧いてきているんじゃないかということ。
よくよく考えると過去のことばかりじゃなく、先々あんなことやこんなことをやってみたい、こうすれば解決するかもと浮かんでいたりする。
閃きを与えてくれることもある。
周りとは違う人でありたいと日頃から思っているが、やはりどちらかというと損をしているのだとは思っている。でも折角内から湧いてでてくるインスピレーションなんだからメモできるときにはするようにしている。無意識に思い返していることなので、夢を思い出して書き留めているような錯覚に陥る。ただ残しておくだけのことはあって、事実ここでのエッセイや他での活動の糧になることもしばしば。今では自分でも面白がってやっている。
会ったことがないだけできっと共感してくれる人はいるだろう。
僕だけってことはないはず。
音楽をこんな感覚で聴いている人もいるんだよと、知ってもらえるといいな。
またね