ロイヤルガーデンホテル内地下の「帝苑軒」で、美味しい昼食を12時半に終えてからは、私達は4時間余りのフリータイムになったので、「香港歴史博物館」へ行きましたが、入館料がたったの10H$と格安なんですよ。
第八話3月14日~17日「煌めきの香港・マカオ4日間」
日本語のパンフレットが置かれていて、日本語イヤホンガイドも10H$で借りる事もできるので、私達は「香港歴史博物館」を楽しみましたが、思いのほか施設が広いので、あっという間の4時間でしたが見応えがありましたよ~♪
香港の年代を追いながら展示品を見学しましたが、晴れやかな結婚式の衣装や壮大なお祭りなどは、日本人のスケールからは想像もできなくて目を見張ります。
近代史に近づくにつれて中学時代な習った世界史が、徐々に思い出されてきました。
常設展示「香港ストリー」では、「阿片戦争」で敗北した中国が、イギリスに香港を割譲した歴史を見て、人道的にも許されない行為をイギリスなどの西洋人から、好き勝手な振る舞いをされていた事を知り、中国政府に対しても憤りを感じます。
そんな「眠れる獅子」と言われていた中国も、日本の占領下時代や苦難な「文化大革命」を経てGNP世界第二位ともなり、今では香港やマカオの返還も成し遂げ、改めて「獅子が起きた」のだと認識させられました。
私はこれまでに中国は上海・北京・香港と巡り気づいたのは、「毛沢東」よりも「鄧小平」の方が国民には人気があるんですね。
香港の400万年前の自然生態から、1997年までの民俗学と歴史的発展を紹介する、なかなか面白い「香港歴史博物館」でしたよ~♪
外へ出れば現在の香港は高層ビルが立ち並ぶ、輝かしい街になっていましたが、ガイドさんの話では「中国本土、マカオ、香港、台湾は中華民族の国、だから「一つの中国」を成し遂げるためには、中国本土とは思想が違うこの香港やマカオを、政府が上手く纏め上げなければ、それこそ台湾の統一はさらに難問が多いので、スムーズにいかないでしょうね。」と言ってましたが、台湾の皆さんは統一される「一つの中国」構想をどう思っているのでしょうかね?
お土産を入れるからと、セカンドバックが取り外せる面白い本革のバックや、台湾のお茶を家内が買ったので、とうとう家内の手持ちの¥とH$は底をつき、以後家内はカードのみでしか買物が出来なくり、私の持っているお金をあてにしだしました。