![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230405/22/butanafu1103/7b/79/j/o0498108015265902988.jpg?caw=800)
去年はウラジロガシが豊作で、バケツに溢れるほど採れた。日本で一番大きいという実はコロンとしていて可愛い。
欲しい人に分けてもたくさん余ってしまい、昔に見た本を思い出しながらアク抜きに挑戦❗
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230405/22/butanafu1103/21/cd/j/o1080081015265902995.jpg?caw=800)
まず殻ごと茹でてトンカチで一個ずつ実を取り出す。虫食いがひどいのは除く。もう一度茹でてあとはひたすら水にさらす。味見をしたら苦味と強烈なえぐみで飲み込むこともできない。約一週間ほど水を替えながらアク抜きをする。
でも残ったつぶつぶがバリバリに固くなって歯が折れそう。残念。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230405/22/butanafu1103/fd/de/j/o1080049815265903020.jpg?caw=800)
次は月桃の葉で包んで蒸すムーチーにしてみた。黒糖みたいになっているけれど、これはドングリから出た色。まあ普通に美味しかった。でもドングリの風味があるわけでもなく少しがっかり。作らなかったけれど、ドングリ炊き込みご飯でも美味しそう。
縄文人が食べていたというウラジロガシ。多分川とかに漬けていたのだろうか。その後は天日で干して保存したのだろうか。どんな食べ方をしていたのか想像がふくらむ。貴重な食べ物だったと思う。
好奇心だけで始めたことだけれど、昔昔の人たちの追体験は手間暇のかかるものだった。
アク抜きが済んだドングリはもっちりしていて、かじっていたら何だか充実感があった。
でももう二度とやらない(笑)