長文です。忘れたくないことを書いておきます。
諸事情あってMLCから転院することになりました。
そこに到るまでの経緯は長すぎて、私の中では原稿用紙200枚分くらいになりそうなので、今は書きません。
どうしても皆に知ってほしい、書いておきたいという気持ちになればまた改めて書くかもしれませんが、たぶんそういう気持ちにはならないと思います。面倒臭いから。
なんていうか自分の今感じている気持ちだけ忘れないうちに書いておきたいと思いました。
きっとこの感情は後から変わることなので。
事実は変わらないけれど、気持ちは変わってしまう。
それを書くことは大事だと思います。自分の気持ちに折り合いをつけて前を向くためです。
今、思うのはせいせいした気分と心残りな気分。
MLCにもう通わなくて済む!という安心感と、MLCで結果を出したかったのに、、、という残念な気持ち。
両角先生を大好きだったし大嫌いだったという複雑な気持ち。
信頼していたけど疑っていたという相反する矛盾した感情が、ない交ぜになり困惑しています。
これが、もしも私が通院3年目くらいまでに妊娠できていたら、両角先生を敬愛し一生恩義を感じて生きていたはず。
MLCで授かったことを誇りに思い、感謝しながら子育てをしていたはず、、と思うんです。
だけど、残念なことに妊娠できなかった。
4年は、ひとつの施設に通うには長過ぎる時間だったと思います。
結婚生活が7年半、、、その半分以上MLCに通っていたことになります。
4年なんて大学と同じ期間です!なのに卒業できませんでした。
先生が「べにこさんを妊娠させたかった。うちのクリニックで結果を出したいと思ってずっとやってきました。それだけは信じてほしいです」と言ってました。
それは知っていました。診察の時などに先生の気持ちは伝わってきました。
子供を授かるとしたらMLCしかないだろう、とも思ってました。
ただ、なぜかそれを素直に口に出せなかった。
とても期待をかけられているんだな、と感じたことは何度もあり、それが嬉しくもあり、でも自信の無いことなのでプレッシャーに感じたりもしました。
でも本当に感謝はしていました。
そして、先生の期待に応えて妊娠したいという気持ちが日増しに強くなっていきました。
シナリオ的には私が妊娠して大団円というのが一番なんですよね。皆が喜ぶ。先生のみならずスタッフの方たち、そしてこの駄ブログをずっと読んでくださって私を応援してくれている人たち。大好きな旦那の笑顔。
でも人生はドラマじゃないのでそう簡単に予定調和にはならなかったです。
そうしたかったのに、できなかったのが、私は本当に悔しかった。
ブログには端折って書かなかったけど、私が泣いてた日、藤田嗣治に似た銀座の漢方の先生が
「きみは若い頃遊び過ぎて結婚しなかったんだろ~?」と冗談ぽく聞いてきました。
「まさか。お金が無くて結婚できなかったんです。でも、お金が無くても結婚してあげるよって人がやっといて、それが旦那だったんです。だから旦那に恩返しをしたいんですよね。もしも子供が無理なら別の形で恩返ししたいって思ってます」
と答えました。
事実、私は旦那に出会うまであまり良い縁はなく、恐ろしく単純で鈍感で人の裏を読むことをしなかったために、お金を騙し取られたあげく借金まで背負わされ、2年以上朝から夜遅くまで週1日休めたら良い方みたいな状態で、やっと他人の借金を返し終わった、、、というようなことも30代半ばにありました。若い頃もっとひどいこともありましたが、それこそ本当に長くなるので書きません。
だから、旦那との出会いは奇跡だと思いました。
本当にうれしくてありがたくて、心から幸せな結婚ができたことを神様に感謝しました。
これが自分の正直な気持ちだな、と思いました。
いつも心にもないことばかりを言ってる自分からそのような本音が自然に口をついて出てきたことが、その藤田画伯先生の持つ力だとも思いました。
その時にはっきり感じたことは、
私に親よりも無償の愛を捧げてくれて愛してくれたのは旦那以外にいない。
恩返しをすべきは旦那であり、主治医ではない。
子供を持ちたいのは旦那のため。自分たち夫婦のため。
いつの間にか、旦那のためにがんばりたい。子供が欲しい!という気持ちが、先生の期待に応えるためにがんばる!MLCを卒業する!にすり替わっていた。
ひとつの施設にあまりにも長く通うってことはそういうことなんですよね。
最後の方は通院すること自体がストレスになり、きっとあのまま行っても妊娠できなかったと思います。
だからこれで良かったのです。
うまく言えないけど、自分の気持ちが変わる前に正直に思うところを書き記しておきたかったのです。
これで気持ち良く次に行けます!
今度こそ、今までの不妊治療の集大成じゃないですが、冷静に治療にあたっていけると思うんです。
まあ、治療するのは医師であり私じゃないんですけどもw
それと、最後に2ちゃんねるを読むとやっぱり不幸になるということは書き添えておきたいと思います。
ずっと読んでなかったんですが、看護師さんに聞いて魔が差してしまった。もう一生読まないです(笑)