今日のNHKスペシャルのテーマは介護殺人でした。
介護者が介護を苦にして家族に手をかけてしまうという悲劇。可哀想な人がいっぱい出てきた。
5件くらいの事件を扱ってました。
でも最後から二番目の人はちっとも可哀想じゃなかったです。
認知症の妻の介護を初めて二ヶ月くらいで殺してしまったらしいです。
介護期間、短かっ!!!
しかも、その二ヶ月間、デイサービスも利用していたので、息つく間も無いってほどじゃなかろうに。
妻と二人きりになると介護に嫌気が差して、閉塞感からどん底の気分になり、それが耐えられないらしい。
それでどうするかっていえば、普段お世話になっているデイサービスの施設長に長々と相談。急に「限界だから今から預かってほしい」と電話。
いや、施設長の方がよっぽど限界ですから・・・・・。
仕事で疲れている上に時間外におっさんの愚痴を聞かされて。
そして、さらにおっさん、介護するどころか、しょちゅう認知症の妻と口論をしていたらしい。
妻は認知症になってから、攻撃的な言葉、侮辱的な言葉をしょっちゅう夫に投げかけてきたという。
でも、それにしても、認知症の人を本気で怒っても仕方がない。
私も人のことは言えませんが、、、
ていうのは、私も姑が越してきた時に、急にのしかかってきた負担がつらくて鬱陶しくて、2回口論になったことがあります。
だけど、2回で気付きました。
認知症の人と口論をしても、まったく意味が無いということに。
どんなにがんばっても、建設的な話し合いなど不可能。
それでも口論をしたいって人はただの自分の攻撃的な気持ちのはけ口を探してるだけに過ぎないんじゃないでしょうか?
それに、数ヶ月もたてば、すべての事に慣れます。
イライラはするけど、最初の頃のイライラとはちょっと違ってきて、憎しみの中に若干愛があるような(笑)
その慣れる前の初期の衝動で、妻に手をかけたなんて、少し忍耐力が足りなさ過ぎたのでは?
しかも、夫婦写真を公開していたんですが、その奥様、認知症になる前から剣呑な表情でした。
他の被害者たちとは違う感じの、なんていうか、あまり幸せそうでは無かったです。
若いころから夫に不満があったに違いない。そして認知症になってそれが爆発したと、、、あくまでも推測ですが。
今日の事件簿で一番可哀想だったのは、最初から2番目の事件の、介護のためにわざわざ呼ばれて逃げ道をなくされた無職の弟。刑務所で大粒の涙を流して泣いていました。
あとは、忙しいのに人の好さにつけ込まれて、しょーもない介護者の愚痴に付き合わされてた、デイサービスの施設長かわいそうだった。仕事に疲れた顔してました。それなのに、おっさんの悪口など言わずに、立派に業務をこなしている印象でした。
総評は、、、この番組誰得???
でした。
すべての事件ファイルで認知症になったのは女性の方だったので、私もこのまま行ったらやばいなと思い、
旦那に
「私が認知症になったらすぐに施設に入れてね。会いに来るのは一年に一度でいいから」
と頼んでおきました。