今年も新茶の季節がやってきた、今年は焙炉(ほいろ)を自分なりの設計で作ってみたので

使い勝手も含めてどのような結果になるか楽しみだ

 

 

茶箱を利用した自己流焙炉(ほいろ)

手揉みの技法はユーチューブの全日本手揉み製茶選手権の様子を何べんも見させて頂いて

じっくりと練習してきたつもりだが 実際にやってみればそううまくは行かないと思うがどうだろう

 

もう一つ今年は紅茶作りにも挑戦だ 発酵の部分が違うだけで材料は同じなので少し手順を変えれば

焙炉(ほいろ)も使えそうだ

 

先ずはいつもの山にお茶摘みに標高500m位の杉林に広がるお茶の木だ

ここ数年手入れしたり肥料を撒いたりしているので状態もよく摘み頃だ

 

   

 

     朝5時半から昼頃まで夢中で夢中で摘んだのだが6kg位、大変な割には

      量が少ない

          

 

    蒸し器で1分蒸した後揉みに入ったのだがこれがなかなか大変で延々と4時間くらいかかった 

 

     力もいるし大変な重労働だ仕事だったら絶対やりたくない(笑い

 

   

 

     やっと仕上がってきた 針の様にとはいかないまでもまずまずの出来だ

 

   

 

         香りも良いし良い色に仕上がった部屋中お茶の香りで一杯だ

 

            

 

 

       余りの疲れのため紅茶は翌日に持ち越し 前もって摘んできたお茶を萎凋(水分を取り萎れさせる)しておく

       順番としてはこんな感じ 1. 摘採(てきさい) 2. 萎凋(いちょう) 3. 揉捻(じゅうねん)  4.  酸化発酵(さ

       んかはっこう)5. 乾燥

        

        次の日早朝から、一晩萎凋させておいた茶葉の揉捻に入る 此れも力のいる作業だがしっかりしたテーブルの

        上なので 体重もかけられるし割と楽だ

 

     

 

  次の工程の発酵は作り立ての焙炉(ほいろ)を使ってみた 真ん中に揉捻した茶葉を置き両サイドにラップを敷いた濡れ布巾

  をセット上から蓋をして湿度と温度を調節 これが非常にいい結果を生み出した

 

    

 

    色も香りもなかなか素晴らしい紅茶が出来上がった  紅茶は初めて作ってみたのだが緑茶に比べると体力的

    には楽だがその分湿度や温度管理によって全く違うものになるらしい 今回はまぐれのまぐれか