イメージ 1

将官用 柄: 鼈甲製 背金全面に桜花葉の高彫
柄の全長17.5cm
陸軍中将・第二代内閣総理大臣・従一位大勲位伯爵・黒田清隆閣下佩刀の柄





イメージ 2

桜花と背金の唐草模様彫りは手彫り




イメージ 3

鼈甲柄は勅任官・親任官の証




イメージ 4

目釘と柄頭相当部分でネジ止めの茎だったようだ





イメージ 5

桐箱は新しいようだ。黒田清隆閣下の軍刀柄なら保存にも気を使う




イメージ 6イメージ 7
畏くも明治大帝より大日本帝國憲法を受け取る黒田清隆閣下・元薩摩藩士


ずっしりと重く感じた。今まで見た将官用柄では一番素晴らし出来だと思う。しかし柄しかないのが残念である。
高級美術刀剣店であるが、この柄以外にも商品とは別に非売品の軍装関係所蔵品が多いのは驚いた。
先生の難しい講義を聞くのも大事なことだが、店主とコレクターじみた話をしてるのも楽しいものである。

http://www.iidakoendo.com/info/img/re1.jpg
所蔵者は元高遠藩士内藤家家臣の末裔