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標準型、現代刀・木鞘(黒研出鮫皮巻)全長:94㎝


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現代刀、(刃長:57.8㎝・反り:1.2㎝)豊川海軍工廠製刀身


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金具: 瀬戸鍍金,士官刀緒付


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茎 無銘


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豊川海軍工廠標章の検査印


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茎に1274の刻印、縁に一ニ七四の文字


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切先


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ハバキ元 直刃 うぶ刃が残る
※軍刀を語る会々員様 所蔵



海軍は不銹鋼刀(海軍呼称)が多い。海上塩害対策の要素が強い為と思われる。素延べ又は機械鍛造製。豊川海軍工廠や海軍・鎌倉天照山鍛錬所でも造られた。※先生のHPより 
http://www.h4.dion.ne.jp/~t-ohmura/gunto_122.htm


自分は上記のステンレス刀や九五式、三十二年式軍刀に美術的な魅力を全く感じない。
美術性では見ていても面白くない。しかし先人達の腰にあった魂として精神的な魅力を感じる。いかにも軍刀という雰囲気もあり美術的感覚とは全く別の観点から魅力的な御刀である。


刀とは実戦、実用性を重視して見るべきだと思う。
ステンレス刀のように錆びない鋼を使用しているのも実用性能の評価として見るべきである。また一枚鍛え(素延べ刀)は研磨を重ねても心鉄が露出する心配がない。