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外装のみ・透かし鐔・鉄鞘(朱光沢塗)・四枚切羽装備・駐爪式・将官刀緒付
広告代理店経営様 所蔵






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第二佩鐶は着脱式・未使用に近い状態の外装






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将官刀緒が付く・丸紐猿手







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駐爪ボタンが桜








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四枚切羽・四枚だからダメということではない。御賜軍刀も四枚↓
昭和9年制定陸軍制式軍刀 http://www.h4.dion.ne.jp/~t-ohmura/gunto_016.htm


昭和の時代に入って、日本は次第に軍国主義的色彩が強くなり、国内世論も民族主義の風潮が昂まってきて、従来サーベル形式であった軍刀もその影響を受けるようになった。
昭和七年、陸軍は三十二年式(下士官・兵用)軍刀乙の柄を日本刀形式に改訂した(三十二年式改軍刀)。
これは柄のみ日本刀形式であって鞘は従来通りのサーベル形式であった。
昭和九年(1934年)2月15日、陸軍は将校用軍刀として日本の太刀を模範とした新軍刀外装を公布した。
これが昭和九年制定陸軍制式軍刀(通称九四式)である。陸軍記念日の三月十日施行となった。 外装は古来の太刀を現代的にアレンジしたもので、二佩鐶を持つ完全太刀型軍刀であった。※先生のHPから


★銀座の軍歌酒場Fに置いてある軍刀拵え

九四式の外装も昔は今ほど珍しくなかったのだろう
銀座の軍歌酒場Fに佐官刀緒付きの九四式軍刀外装が飾ってある。オープン当時(40年以上前)お客さんからもらったそうだ。
柄前が白く、目貫に家紋があり珍しい拵えだと思っていた。軍刀に理解が無い?軍歌好きのお客さんが弄くり回しどんどん壊れていったらしい。数年前に行った時は駐爪が折れ、鞘がヤニだらけだった。
もう一口、佐官用指揮刀もあった。目釘ネジ式で柄も長かった。これも珍しい指揮刀(兼用刀か?)
銀座の軍歌酒場の軍刀拵えが壊れていくのは悲しいものである…