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海ゆかば
海行かば 水漬く屍 山行かば 草蒸す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへりみはせじ


昭和十八年五月二十九日アッツ島で、わずか二千名の日本軍守備隊が二万人の米軍相手に獅子奮迅し玉砕していきました。
補給が途絶える中でも一歩も引かぬ行動には感動し感謝しております。




アッツ島血戦勇士顕彰国民歌

一、刃も凍る北海の 御楯と立ちて二千余士 精鋭こぞるアッツ島 山崎大佐指揮をとる 山崎大佐指揮をとる

二、 時これ五月十二日 暁こむる霧深く 突如と襲う敵二万 南に迎え北に撃つ 南に迎え北に撃つ

三、 陸海敵の猛攻に 我が反撃は火を吐けど 巨弾は落ちて地をえぐり 山容ために改まる 山容ために改まる

四、 血戦死闘十八夜 烈々の士気天をつき 敵六千は屠れども 我また多く失なえり 我また多く失なえり

五、火砲はすべてくだけ飛び 僅かに銃剣手榴弾 寄せ来る敵と相撃ちて 血汐は花と雪を染む 血汐は花と雪を染む

六、 一兵の援一弾の 補給を乞わず敵情を 電波に託す二千キロ 波頭に映る星寒し 波頭に映る星寒し

七、 おりから拝す大御言 生死問わぬ益荒雄が ただ感激の涙呑む 降りしく敵の弾丸の中 降りしく敵の弾丸の中

八、他に策なきにあらねども 武名はやわかけがすべき 傷病兵は自決して 魂魄ともに戦えり 魂魄ともに戦えり

九、 残れる勇士百有余 遥かに皇居伏し拝み 敢然鬨と諸共に 敵主力へと玉砕す 敵主力へと玉砕す

十、 あゝ皇軍の神髄に 久遠の大義生かしたる 忠魂のあと受け継ぎて 撃ちてし止まん醜の敵 撃ちてし止まん醜の敵