イメージ 9
イメージ 10
防塵2分割口金・駐爪式・柄糸一貫巻き・鞘(黒叩き塗)・尉官刀緒付
 
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
長さ69.3センチ  反り1.8センチ
 
 

イメージ 1
銘 長光作  
 
※柄木の破損を防ぐため茎が長い。
戦訓から、九四・九八式軍刀恩は「柄」と柄に纏(まつ)わる目釘と柄糸の脆弱(ぜいじゃく)性が問題とされていた。
この構造上の問題を改善し、且つ、時局柄、機能・実用に重点を置いた外装改訂を行った。
 
 
イメージ 5
装飾性を排除して責金・猿手を省略、鍔(つば)と金具は簡素化され、防塵2分割口金が採用された。
三式軍刀最大の改良点は目釘を2個に強化した点にある。この対応には刀身茎は一定の長さが必要であり、刀身選択には自ずと制約※を受ける為、それに合わせた新作刀や造兵刀などが仕込まれた。
柄は一貫巻(実戦用天正拵え)に変更され、柄糸に漆を掛けて補強が図られた。
この他目貫が旧来の太刀拵えから打ち刀拵えの位置に変更された。金具の色は黒塗色。
鞘の塗色は褐色系、緑系、黒系の三系統。末期には簡易金具となり、柄糸漆塗りも省略された。
※先生のHPより
昭和18年制定陸軍制式軍刀 http://www.h4.dion.ne
 
 
イメージ 6
目釘ネジ
 
 
以下の画像、研磨師さんhttp://www.geocities.jp/guntou_kenma/に研磨してもらう以前の刀身。
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4