有料メルマガのおしらせ「フランス下院選挙でみたものを霊視してみた」 | 霊視鑑定ブログ〜人生を愛と幸せに満たすために

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有料メルマガの原稿を送信しました。
題名は
「フランス下院選挙でみたものを霊視してみた」となります。

7月11日17時頃 発行予定です。

今日は、フランス下院選挙でみたものを霊視してみました。

フランスでは、6月9日の欧州議会選で与党連合が「国民連合」に大敗しました。
EU加盟国には、それぞれ自国の国会の他に、欧州議会というものがあります。
つまり、日本と違って、EU加盟国には、EU用の選挙があるわけです。
自国の国会と欧州議会(EU)とでは政策領域がちがいます。

国会は、防衛政策といった、自国でしか議論できないものを取り扱うのに対して、
欧州議会は、移民問題や環境政策、通商問題といったEUで議論する組織です。



欧州議会は、EU理事会(各国の閣僚で組織された、通称「閣僚会議」。欧州議会と共同でEUの立法を行います)とちがって、
国ごとではなく、政党ごとで行動します。

6月9日のフランス欧州議会選で、大勝した「国民連合」は何者かと言いますと、
日本のマスメディアでは「極右政党」と報じられています。

EUの中に極右政党が入り込んでしまった、という報じられ方をされていました。

「国民連合(RN)」
1972年ジャン・マリー・ル・ペンという人が「国民戦線(FN)」という小さな政党を作りました。
最初は過激な政策を唱えていましたが、徐々に穏やかになっていき、
移民問題に不安を感じるようになった
ジャン・マリーさんの娘さんが2011年に党首になり、「国民連合」と2018年に党名を変えます。
党のイメージを変えるためです。
RNは政策として、
フランスの伝統的な価値観を大切にして、移民を減らすことやEUからの独立性を強めることを主張しています。
これらの政策は、フランスの人々の不安や心配に応えるものだと言われています。


以降、国民連合は光熱費の3割4割減を掲げ、
ウクライナの軍事支援を打ち切ると主張します。
出生地主義を否定しました。
出生地主義とは、たとえば外国人夫婦がアメリカで子どもを産んだら、
その子はアメリカ人の国籍を取得するような感じです。
血統主義の日本からしてみれば、まったく理解できない考え方です。
血統主義とは、父母の国籍をそのまま引き継ぎます。

フランスは出生主義と血統主義の両方をとって、
外国人がフランスで子どもを産んで、その子どもが数年間フランスで過ごせば、
フランス人になります。

ですが、そのお陰で一時期、パリの路上でイスラム礼拝をするほどイスラム教徒たちが入り込んできたことがありました。
周りを海で囲まれたアメリカと違って、フランスでは入り放題なのです。

留学や研修といった正当な理由でフランスに来た外国人がフランスに住みたい、と思うようになるのは分かります。

私もインドに住みたいなぁと思っていましたし、思っています。たまに日本に帰る位の生活が良いです。

ですが、正規の手続きを経ずに来た外国人たち、不法移民がどんどん増えていくのを見ていると、
フランス人もあまり良い気分ではないでしょう。

フランス人にとって移民問題は身近な問題なのです。
国民連合が支持を増やしていった背景であると言えます。

マクロン大統領が国民議会(フランスの国会)を解散しました。
6月30日に総選挙の第1回投票が行われ、
過半数の票を獲得した候補者がいない選挙区では7月7日に決選投票となりました。

6月30日の世論調査によると、国民連合が第一党になると確実視されていました。
各政党の支持率は、国民連合が36.5%、左派連合は29%、
マクロン大統領ら与党連合20.5%と国民連合が圧倒的で
国民連合の議席は225から265になるだろう、と見込まれていました。
左派連合と与党連合が手を組み、お互いに対立候補を出さない、という作戦に出ます。

実際に開票するとなると、
フランス下院577議席のうち、
左派連合182議席
与党連合168議席
国民連合143議席
となりました。

世論調査で圧倒的1位になるはずの国民連合が3位、という不思議な結果になりました。
日本のマスメディアは左派連合と与党連合が手を組んだものの、
政策が一致しないところがあるので大変ですね、という論調ですが、
ヨーロッパから何か崩れ去っていくような気がしてきたので、霊視してみたいと思います。