最近、ずーっと長年やってきた仕事を辞めた。
同じ会社に20年近く勤務。営業職までやって、昇進もしてきて、いわゆる「バリキャリ女子」だった。
もう子供も学校に通い始めて、この小さい子供たちとの時間は二度とやってこないと思ったら、すごく大事なものを見逃していると思い、辞めようかと考えた。
驚いたことに夫も賛成。そんじゃ、って辞めたら、数か月間鬱になった。
カウンセリングに行って、夫とも話をして、やっと最近落ち着いてきた。
今は、バリキャリ女子であろうが専業主婦であろうが、どちらの良し悪しも理解したし、専業主婦の生活も、楽しめるようになってきたけど、もう散々悶々としてきたから、折角だし、ここにメリットデメリットをまとめておこう。
バリキャリ女子のメリット
- 子供の世界から自分を切り離すことができる。
- 時間とお金の自由。夜の時間の自由は自分で決めて、自分のお金で、好きなところへ行きたい人と出かけられる。
- グローバルの人とつながることができる。仕事していなかったら話すことができなかったであろうような人達と、笑い、刺激し合える。
- 自分の行ったことの成果が直自分に返ってくる。適切な努力をすれば、成功し、「すごい」と尊敬される。
- 刺激的。定期的なアドレナリン。脳は常にフル回転。トイレの中であっても、常に、「こう言われたらああ言おう」「こうなってもあの手がある」と考えている。成功したら「あたしってすご~いっ」って自尊心が満たされる。
- 常に時間に追われているので、公私ともにとても効率的になる。
- 逆境に強くなる。問題が起きたら、「あぁ、また波が来た(=いつかは終わる)」と思うようになる。
- 営業職のため、常に人に見られることを意識しているため、常に最低限は身綺麗に。爪や指先もできるだけ綺麗に

- 夫婦喧嘩でも、「最悪一人でも生きていける」と、自信をもって相手に自分の意見が言える。
- ハイヒールでコツコツ金融街を歩いて、ドラマのワンシーンみたいに颯爽と歩いて意気揚々になる。
- 仕事でどんなミスをしても、一生恨み言をいう人はいない。切りたい縁は、切れる。
バリキャリ女子のデメリット
- スクリーンタイムのオンパレード。土日であっても、起きているときは、ほぼ仕事のメールをチェックしている。
- 気が休まらない。お客さんとの食事会でも、お客さんが話したことは全て忘れないように、都度都度トイレに立って超猛ダッシュでメモをとる。二次会では盛り上げ役。最終的に飲み過ぎ→翌日に疲れ(土曜日に二日酔いで子供とお出かけ、は地獄)。
- 子供との時間が少ない。というかほぼ皆無。→子供がママ・パパ恋しさからか、外で悪さを働く傾向高し。
- 子供が言うことを聞かない。「いつも不在のくせに母親面すんなよ」って無言で言われているような罪悪感を覚える。
- やりたくないこともやらないといけない。興味のないニュースを読んで考えたり、別に会いたくもない人と飲み会に行ったり。無下に・無視されたり、理不尽な経験も多い。私の気質でマネージャーになれるはずなのに、選ばれなかった、とか。
- 自分の趣味の時間は無い。無くても一日は仕事で目が回るほど忙しいので気にならない。
- 上司・同僚で、必ず一人は嫌な奴、無能なのに偉い奴がいる。またそういうやつに限って辞めない。パワハラにも耐えないといけない。
- ストレス→飲酒量増の悪循環。外食が多くなりがちで太りやすい。
- 体は資本、分かっちゃいるけど後回し。ちょっと膝が痛くても、「病院に行って(待ったりして)いる時間がない」。
- 旅行中も、仕事みたいに、この後あれして、あれを用意して、ここであれして、と、常に先の予定を考えいるため、リラックスできないし、予定を変更しなければならない時に苦痛を感じる。
専業主婦のメリット
- 時間があるのでやりたいことがあればできる!(が、意識的に取らないとあっという間に時間は無くなる)
- お迎えに行ったときに子供の嬉しそうな顔を見られる
。 - 子供の行事に参加できる、成長に立ち会える。
- 子供が行きたい習い事に行ける=私が連れて行ってあげられる。
- 子供の健康管理や食事にじっかり時間をかけられる。
- 自分の服・靴の支出が減る。
- 自分の自由に使えるお金が減るので、飲ん兵衛は禁酒に成功し易い。健康に気を遣う時間が取れる。
- 他人でずっと一緒にいないといけない・離れられない人がいないので、人間関係のストレスが無い・少ない。
- 2~3人ぐらいだったら、一度に話しかけられても話が聞ける力が身につく。
専業主婦のデメリット
- 知的会話・刺激、アドレナリンが無い。気づくと「今日大人と一言も会話してないわ」という日が優にある。
- 世界との繋がりが無い→仕事を辞めた直後は、自分が世の中から必要の無い人間のように思った。
- 夏休み中、ずーっと子供と一緒で精神崩壊、も、週末ベッドで10分横になっているのを夫から見つかった時、「ずっと家にいて仕事しなくて済むくせに休んでんじゃねーよ、逆に俺が休みてーよ」という痛い視線を食らう。
- 子供の手前、いい人でいられない。
- 誰からも尊敬されない

- 子供の笑えないジョークに付き合わないといけない。1回笑うと、あと1000回はそのジョークに笑わないといけない。
- 声帯の変化。離れている子供に何かさせる、危険を知らせる、怒る、等日常的な「語り」の影響により、声の基本レベルがのどぶと(アルト)声に矯正される。
- 常に忍耐が試される。一人で歩いたら5秒でつくところを、子供と一緒だとなぜか30分かかったりする
。 - 自分でお金を生み出すことはできないので、金銭面で旦那のサポートを貰う必要があり、専業主婦になる最初の段階でしっかり決め事を作っておかないと、旦那にお金を「乞う」構図になってしまう。
- 差し迫った予定がないので、一回ダラッとするとなかなか立ち上がれない→時間の浪費
- 手が荒れる
- 子供たちの間で大流行しているおバカな音楽が寝るときもの頭から離れない
- 久しぶりにお友達に会いに外にお出かけの時、ササっと化粧して、もう出なきゃというタイミングで、ひげボーボー、スネ毛ボーボーなことに気づき、その日一日100%楽しめない自分を受け入れないといけない。
- キテレツ話に遭遇することもある。例) ある午前中、学校行事で、保護者が集まった際、行事後の予定が無いため、近場でランチを食べにいこうという話になり、さぁ行くかという時、母Aが鞄からマーマレードだチョコレートバーだを取り出して彼女の子供に食べさせ、ランチ会場に行ったら勿論その子供はほぼ食べず遊び場の方へ行ってしまった。それを見た母Aが「うちの子全然主食を食べなくてさー」と漏らし、さらに続ける。「だから、先生には、何でもいいからとにかく何か食べさせてくださいって、お菓子も渡しているの」と。