2020年8月アメリカで警官が黒人男性を拳銃で撃つ様子が収められた動画がインターネットで出回った。男性が乗っていた車には彼の子供がいたという。なんとも残酷で心苦しいニュースだ。

警官が彼の元にきた理由は暴力事件。DV関連で通報を受けたらしい。男性が逃走し停止命令を無視して車に乗り込もうとしたところ拳銃で撃たれた。

 

黒人男性は確かに悪いことをしていたと思う。少なくともつ法を受けるぐらいの悪いことはしていたはずだ。それが白人だろうが黄色人種だろうが悪いことをしたのであれば警官から追われて捕まえられるのは当たり前のことだ。

 

ただ、今回は話が違う。警官が発砲し、それを人間に当てているのだ。何の凶器も持っていない者を相手に。

 

綺麗事じゃなく、死んで良い命などこの世に1つもない。

 

今回撃たれたのが黒人だったからこうして世界へとニュースが広まっているが、何人であっても殺してはならない。

 

この件についてTwitterで知らない人の意見を眺めていたら驚くべき発言が並んでいて目を疑った。

 

 

「たまたま逃走していたのが黒人であって、白人だろうと車で逃走して走っていたら、警察官は車から弾き飛ばされて、重症、もしくは打ちどころが悪く死んでいた可能性がある。」

「米国の件だが、黒人差別ではなく悪い黒人が射殺されていると思うのだが。」

「それこそ銃構えられてる状態で警告を無視して車内に戻ろうとするのは黒人白人黄色人種問わず射殺されてもおかしくないと思うよ」

「また黒人が発砲された事件の映像…

警察の言う事聞かずにテクテク歩いて車のドア開けてるじゃん

車の銃取りに行ってたらどうするんだ?

前のもそうだけど警察の言う事聞かずに不審な行動取ったら普通に撃たれるんじゃないの?

一般人だって銃を所持してる国なのに」

 

要約すると「撃たれて当たり前」と主張している日本の方が多数存在した。

発砲は警察に銃を向けてからでも遅くはなかっただろうし、あんなに至近距離で7発も撃つことはなかったはずだ。この件について警察を擁護するのは疑問に思う。

 

日本にこんな意見があっても仕方ないと思う。なぜならこの国では差別が当たり前の文化として成り立ってしまっているからだ。

この国で1番大きい差別はそれを大多数が容認している外見差別だ。肌や目の色で差別されるのは批判されるのに体型や顔立ちで差別されるこのは何の批判もなくそれが普通だと思っている。

痩せている方が美だと捉えられるし、顔立ちが整っていなければブスと罵られる。

そんな国でBLMを叫ぶ人なんてそうそういない。影響力のあるインスタグラマーやツイッタラー、YoutuberなどもSNSにそういった投稿をほとんどがしない。

 

そんな日本でどう発言していけばいいのだろう。今回の1件に限らず、過去に起こった差別も含めて陰湿な差別しか存在しない日本で培った考え方でどう考えていけばいいのだろう。

生まれた環境に文句を言っていても仕方がない。各々がSNSを通じて発言していく以外にこの状況を変える方法はない。こんな差別が起こっている国だからこそ発信していくべきだ。

 

勝手に常識が作ったものさしで測られて批判を受けるなら、それを個性として生きて欲しい。

 

あなたが太っていてそれを馬鹿にされたなら太ったまま凄くなって差別の恐ろしさを世界へ発信してほしい。

 

あなたが誰かにブスと馬鹿にされたなら、そのままのあなたで馬鹿にしてきた人たちが味わえないような幸せを味わってほしい。それで有名になってあなたと同じように差別されている人に声をかけてあげてほしい。

 

あなたがもし差別をしているのなら、もっと世界に目を向けて見てほしい。あなたがどれだけしょうもない事をやっているのかを自覚して、心に傷を与えてしまった相手に謝ってほしい。

 

それで、僕等は差別について今一度考え直すべきだ。大切な人が差別を受けていたらどう感じるのかを想像してSNSで発言していくべきだ。

 

他人事じゃない。差別を容認してしまっている僕等はALL LIVES MATTERと声を上げるべきではない。今回は黒人の問題。

僕等地球人はこの言葉を声に出していかなくてはならないのだ。

 

BLACK LIVES MATTER