TTパス・ヴァリエーションズ | 柔術新聞

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柔術の事について書いていきますね。

記事にする程の分量でないので申し訳ないのですが、TTパスのヴァリエーションを1つ紹介したいと思います。


以前の記事で、入り方を2通りくらい書きましたが、

http://ameblo.jp/busujiujitsu/entry-10454784820.html

あともう一つあります。


実はこれが一番手っ取り早いTTパス方法かもです。


僕は別に強くもなんともないですが、それでもファイター本能のような物が働いたのでしょうか、1つだけ言わずに取っておきました・・・。

何か全部言っちゃうと手持ちが無くなっちゃう気がして。

いたってネタ無しな人間なので・・・。


けど多分既にやってる人たくさん居るだろうなとか思ったので、改めて書いてみますね。


トレアナorトレアドールorトレアンドレorトリアーダ?等と色々呼び名がありますが、

http://www.youtube.com/watch?v=llwq1rKaQLw

この足引っ張って払うパスと組み合わせるんです。

単純ですみません。


このパス方法はおそらく、通常の道場スパーとかだと最も良く見られる、非常にポピュラーなパス方法なのではと思います。


実際足が凄く利く人とか相手だとそもそも足掴めなかったり、また柔術においてなるべく避けるべき「手vs足」の場面である事は間違い無いですし、しかもこればかりに頼っちゃうと他のパスが上手にならないので、僕は練習ではなるべく使わないようにしているのですが、つまりそれくらいやりやすいパスですよね。


このパス、タイミング良く入られると下の人間にとっては非常に嫌で、思わずなりふり構わずガード足を出しちゃいますよね。そこをキャップします。だから以前紹介した①の入り方 とほぼ同じです。

実際やるとこんな感じです。ポポ様が中盤くらいから、この組み合わせを暴力的な勢いで出しまくってます。

http://www.bjjcenter.com/blog/pablo-popovitch-brazilian-jiu-jitsu-center-blog/pablo-popovitch-training-at-xfc-seminar/


元となるトレアナ・パス自体は非常にポピュラーなので色々なやり方があると思いますが、手に入りやすい物だと確か柔術魂4くらいの付録DVDで、元JFT&アカデミアA`Zの荒牧選手が実演して下さっていたと思います。


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また早川氏の「はじめてのブラジリアン柔術」にも収録されていたと思うので参考にしてみて下さい。

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またあまり足引っ張るタイプのトレアナ・パスではないですが、同系列のムーブメント・ドリルのやり方が、ロイ・ディーンの「Purple Belt Requirment」というDVDでシツコイくらい紹介されてますので、興味があったら観てみて下さい。 ただわざわざ買う程ではないかもです・・・。


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http://www.budovideos.com/shop/customer/product.php?productid=29123&cat=&page=1


元となるトレアナ・パスの切れ味が増せば増すほど、ガード足を引っ張り出しやすくなる訳ですから、このパブロ・ポポビッチ並みにハイスピードでトレアナ・パスを使いこなせるようになるといいですよね(無理言ってすみません)。このパスのドリルは非常に有用で、TTパスに限らずどんな場面でも使えると思いますので、頑張ってみて下さい!!