柔術新聞

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柔術の事について書いていきますね。

10月19日の日曜日、リバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオ様でキッズグラップリング「ライグラ」イベントを開催したく思います。形式はケージグラップリングとなります。

 

出場費用は無料です!米倉大貴選手に後援いただきました。

 

*お申し込みは終了しました。たくさんのご応募誠にありがとうございます!!

 

 

 

午後3時より試合開始予定

 

4-5歳 

ウェイト1

成島凛一(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

緒方凱(Quip)

 

松浦豪毅(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

吉田怜桜(THE BLACKBELT JAPAN)

 

関野煌星(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

武藤良和(Now or Never)

 

 

6-7歳

ウェイト1

松浦玲美  (THE BLACKBELT JAPAN)

vs

関野形星(THE BLACKBELT JAPAN)

 

松浦美怜  (THE BLACKBELT JAPAN)

vs

吉田芽生(THE BLACKBELT JAPAN)

 

ウェイト2 

武藤蒼和(Now or Never)

vs

緒方丈(道場鷹)

 

成島颯志(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

小坂佳史(Now or Never)

 

8-9歳 

ウェイト2 

木村光玖(Now or Never)

vs

柴田ひかり(THE BLACKBELT JAPAN)

 

鎌田響詩(ARTA)

vs

原くむり(THE BLACKBELT JAPAN)

 

 

10-11歳

 

小島一翔(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

笠原蒼平(THE BLACKBELT JAPAN)

 

ウェイト3

今野明音(Now or Never)

vs

中山絢斗(CARPE DIEM FUKAGAWA)

 

ウェイト3初戦次点選手

vs

中澤劉音(Now or Never)

 

 

12-13歳

小島虎一(THE BLACKBELT JAPAN)

vs

横溝恵大(カルペディエム鎌倉)

 

 

 

 

募集カテゴリーは

4-5歳 ウェイト1(~20kg) ウェイト2(~24kg)ウェイト3(~27kg)

 

6-7歳 ウェイト1(~23kg) ウェイト2(~30kg)ウェイト3(~37kg)

 

8-9歳 ウェイト1(~27kg) ウェイト2(~36kg)ウェイト3(~45kg)

 

10-11歳 ウェイト1(~36kg)ウェイト2(~45kg)ウェイト3(~54kg)

 

12-13歳 ウェイト1(~37kg)ウェイト2(~46kg)ウェイト3(~54kg)ウェイト4(~61kg)

 

・得点ルールはテイクダウン1点、サブミッションは腕十字とバックチョークの見込み1本のみ。

腕十字は伸ばす前に、バックチョークは何らかのフックで足絡めて腕フレーム入った時点で1本です。

 

・服装規定は、指がひっかかったりポケットさえついてなければ色模様ともに何でもOK。サッカーウェアでも海パンでも上半身裸でもいいです。女の子はめくれない工夫をよろしくお願い致します。

 

・試合時間は3分

 

 

 

ご了承いただきたい点

・見込み1本は形に入った瞬間我慢とかさせず爆速で取ります。

 

・その他明文化されていないルールや臨時のルール変更はレフリーがその場で決めます。

 

・服を掴んでしまった場合は、それを解いてからリスタートになります。難しいかもですが、掴まない指導をよろしくお願い致します。試合中も随時注意喚起はしていきます。

 

・早く試合が終わった場合、両選手の了承があればそこから試合時間まで再試合をします。公式結果自体は最初の勝負を採用します。

 

・レフリーは特に負けてる子に声援を送ります。

 

 

・表彰は試合直後にその場で行われる場合があります。

 

 

どうかよろしくお願い致します。

全日本マスターが終了しましたね。参加された方はお疲れ様でした。

 

自分は普段マスターとかあまり見ないのですが、たまたま目にした藤本宗平選手のムービングの練度が、仕事しながら競技してる愛好家の域をちょっと超えていたので、興味を持ってしまいました。

 

例えば自分が突然ギ柔術に開眼し、滝に打たれて一生懸命練習しても、ちょっと到達無理くね?という領域。

結果強豪ひしめくトーナメントですばらしい戦績を残しました。

 

藤本選手といえば普段はスーパー気さくなイメージなのに、この市井に棲まう隠れた修羅のような強さにおおいに驚き、お話を聞かせていただきました。

 

全日本マスターはとくに気合いを入れて出場されたのでしょうか?

藤本宗平選手「黒帯になりビビって試合出なくなるのが嫌だったので、年に1回だけ試合に出ようと自分の中で決めていて、タイミング的に今回のマスターズ出場になりました」

 

 

なるほど別にマスターズだからとかでなく、年イチ出場と決めてるんですね。けどたくさん出場して調子整える人もいますよね?

藤本「試合が決まった瞬間からストレスでナーバスになってしまうので、今は1年に1〜2回位がいいですね」

 

ご家庭に影響を与えてしまう?

藤本「とくに家では態度に出さないし、試合前の影響はないと思います」

 

というか藤本さん、黒帯で出場した大会ほぼ全部優勝されてませんか?

藤本「ラッキーなことに黒帯になって8連勝でした」

 

普段どれくらい練習してるんですか?

藤本「最近の練習は週に4〜5回ぐらいで昔より回数減ったと思います」

 

減って4~5回は正直多いですよね笑。練習内容はいかがですか?教則とか見ます?

藤本「ここ数年はテクニックや打ち込みはしていなくジムでスパー7〜8本ぐらいですね 年齢の事もあり強度の高い練習すると翌日の疲労がハンパないんで抑えて練習してます」

これはポゴナ的な実戦鍛錬ですね。そして責任世代としてのリカバリーも十分に考慮に入れられてる。

 

あの凄まじい集中力や技の精度は恐れ入りました。そういう面でどなたか影響を受けた人はいるのでしょうか?

「吉岡大さんには本当に影響されました 今でも命日にはポゴナの仲間とお墓参りに行ってます。スパー中、こんな時吉岡さんならどんな動きするかな?とか今だに考えたりします」

 

吉岡大選手とは世界選手権ライトフェザー級2位の伝説的存在、サミュエル・ブラガとの決勝戦は日本人男性によるギ柔術世界王者に最も近づいた瞬間でしょう。

 

なるほど吉岡選手の姿がいつも頭にあるから、あの高強度な動きを現出させられるんですね、、、。

吉岡選手も喜ばれているのでは。

藤本「そうですね、近々試合報告にお墓参り行こうと思います」

 

いかがでしたでしょうか。

 

マスター世代の競技の関わり方って色々ある中、独りよがりでない対人競技上での強さや練度を厳しく追求し、そして人前で一切そういうそぶりを見せないで結果を出している藤本選手。

 

ゴードン・ライアンやケイド・ルオトロのような人外の強さももちろん凄いですが、藤本選手のように「自分よりちょっと超人」な姿にも、あこがれを抱いてしまいます。

 

ちなみに藤本さんは歴2年で青帯の強い人と普通に戦えたりしてて最初から強かったので、誰もが同じ事はできないかもしれませんが、仕事とか色々こなしながら頑張るマスター世代の、そんな等身大ヒーローという到達点、素敵な輝きを放っているのではないでしょうか。

事故動画公開

 

 

ツイッターで既報のこの不幸な事件、道場設置の監視カメラで撮影された動画が公開されました。

 

 

いかがでしょうか。

 

かけた技は色々予測されていましたが、いわゆる「レオロール」ですね。

 

動き自体はさすがシニストロという感じで見事ですが、受けがついていけず、首があらぬ方向に曲がっています。

 

アメリカの柔術界はこの件で非常に揺れており、意見百出の状態。

 

この動画を公開した懐かしのファイブグラップリングアカウントは「見てのとおりイジメも乱暴さもゼロ。ただの不幸な事件。被害者は白帯だが完全な初心者ではなく、我々の大会に出たこともある。しかも彼は現在歩いて旅行もできている。シニストロは未熟な裁判制度の犠牲者」的なコメント。

 

そんな中、ヘナー・グレイシーが裁判の有識者による参考意見陳述的なのに協力し、「白帯に『forward-flip backtake』(前転バック)をかけるなんて馬鹿げてる。『forward-flip backtake』は柔術の基本技術でも必須技術でもなく、例外技の範疇だ。そういう技術はトップ選手同士の練習会でやるもので、経験の少ない人間が授業のスパーでやるものではない」と証言したことが明らかに。

 

この証言が62億円の損害賠償支払いという判決に大きく寄与したであろうことは想像に難くないことから、柔術界からは「ヘナーは裏切り者」「金の亡者」と糾弾する声が上がり、一部からは「シニストロを助けろ」「俺の道場にいつでも来い」と擁護する人も現れています。

 

いやこれ危ないでしょ・・・

そんな中で個人的な意見を言わせてもらいますと、これ普通に危なくて全然ダメだと思うんですよね。

ヘナーの証言と同じ印象です。

 

アメリカって自己責任論めっちゃ強いから、「成人が自分の責任でマットに上がったんだから、完全な初心者でもない限り、正当な技に対して正当な返しができなかった方が悪い」的な風潮強いんですけど、首を下にする危険性をあまりに軽視してるように思います。

 

ツイートしたように、自分は最初からシニストロが乱暴とかは思ってなくて、単純に頭下にするムーブを経験少ない人にかけたと認識していて、そこで既に「ええ、、、」と思っていたのですが、アメリカでは「きっとイジメスパーだったんだ!なんて酷い!」みたいに思ってた人が多く、そこで動画公開されて「なんだ正当なスパーじゃないか!ただの事故!シニストロは悪くない!」みたいな流れになってて、自分としては「おおう、、、」という感じです。

 

白帯でも「試合出たことあるなら初心者でなく経験者扱い」というのも、アバウトにもほどがある括りという印象。

 

この動きに対応できるレベルかどうかを見極めるのがインストラクターの仕事だと思うんですけどね。しかもそんな難しい見極めじゃないでしょこれ。いきなりこんなスーパーテクやられたら自分だってついていけるかどうか分かりません。

 

現在負傷者さんが旅行もできてるというのであれば、それはもう諸手を挙げて「良かったね」という感想しかなく、「だから大した件ではない!」なんてとても思えません。

 

そういう状態を考慮して賠償金額が適切かどうかという話はあるでしょうが、それは裁判が決めた事ですからねえ。

 

頭が下になってる時は危ない体勢

向こうの細かい裁判事情なんてこっちじゃ分からない事も多いので置いといて、こちらが得る教訓としては、「格闘技なんて基本危ないんだから、動いた先でどうなるか予測してないとダメ」という事だと思うのです。

 

つまり「相手の頭が下になってる時に全力高速ムーブしたら、頚椎ぶちぶちってブッチ切れちゃうかも?」「肘とかヘンに畳まってる時に上から乗ったら、関節逆になっちゃうかも?」とか、「痛い系の妄想」できないとダメって事ですよね。

 

自分けっこうこれ系弱くて、「あの時ああいう風になってたら神経切れてたかも、、、」とかしょっちゅう妄想してて。

 

ちょっとだいぶ話それるのですが、東京武道館の二階席って手すりがそんな高くないですよね。

あそこ手すり高いと思って全力で寄りかかって落ちそうになった事あって、「あそこで頭から落ちてたらどうなったんだろう」とか怖くなって眠れなくなる事が。

 

まあそこまで病的なのもどうかとは思いますが、なんかこう、危ない体勢を予測して「怖い!」と思う事って、それこそ護身という意味でもすごく大事なんじゃないかと思う訳です。

 

痛みと恐怖は、人間の防衛本能における重要な機能ですからね。