娘が高校2年生の頃。
街角で、娘の友達とそのお母さんにバッタリ遭遇。
あまり面識はなかったが、娘と友達がお喋りをしている間、私もそのお母さんと立ち話。
友達のお母さんに、娘は将来何になりたいのか聞かれ、答えたところ、そのお母さん、娘が現在通っている大学の名前を挙げ、
「私、あの大学を卒業しているのだけど、そっち方面の学科はアメリカでトップクラスよ」
その時、娘がアイビーリーグを受験するなんて微塵も考えてなかった私。
「あの大学は凄いですけど、うちの娘なんかが入れるレベルじゃないですから・・・」
すると、彼女
「あの大学は、成績優秀者だけを選ぶ学校じゃない。
お宅のお嬢さんみたいなユニークで、独特な個性の子は、絶対向いてる。」
そう言われて思った。
家じゃ普通そうだけど、外では一体何をやらかしてるんだ、うちの娘・・・・・。
娘が大学に入って1か月以上経った。
勉強はどんどんハードになっているようで、寝る時間は、毎日3時間程度らしい。
それでも、娘は今の学校がかなり気に入っているようだ。
ある意味、お友達のお母さんの意見は正しかったのだと思う。
その娘とは正反対に、未だに大学に馴染めずいる娘の彼君。
気が合う友達も見つかっていないし、どの授業も面白くないと言っているよう。
彼は今、大学の編入を考えているという。
アメリカでは、大学の編入というのはよくあること。
アメリカの大学生の3分の1は、入学した大学とは違う大学で卒業するという統計もある。
自分に合っていないのであれば、早めに別の学校に編入するのも悪くないのかもしれない。
で、その彼君が編入を考えている大学は、、、、、、、、
娘の大学のすぐそばの大学・・・・・。
彼君、大学が合わないんじゃなくて、娘のそばに行きたいだけじゃ?
彼の人生だから彼の好きなようにすれば良いと思う一方、うまくいかなくなった時のことを考えると、怖い・・・・。

