願書を提出し、推薦状の手配が終わると、生徒の仕事はほぼ終わりで、合否を待つだけとなる。

 

が、私立大学の場合、面接をしてくれる学校もある。

 

基本的に、面接はオプショナルだが、学科によっては必須という大学もある。

 

大学が近い場合は、大学で面接を受ける。

 

大学が遠い場合、大学が派遣する担当者が生徒の住む地域を訪れる際に面接をしたり、

生徒と同じに地域に住む、その大学の卒業生と面接をする。

 

ロサンゼルスなどの大きい都市の場合、大学の担当者も必ず訪れるし、卒業生も必ずいるので、ほぼ必ず面接をしてもらえるが、小さい町にお住まいの場合は、面接ができない場合もある。

 

面接は、学校によって、自分から申し込む場合と、学校から連絡がある場合がある。

 

詳細は、学校のウェブサイトでチェック。

 

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娘が願書を出したアイビーリーグ大学の卒業生から面接の連絡が来たのは、去年のサンクスギビングのちょっと前。

 

メールでやり取りし、サンクスギビング直後に、我が家から車で5分のスタバで会う約束をした。

 

「スタバで面接??」と思ったが、卒業生との面接の場合、結構一般的なことらしく、娘の友達でハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の卒業生と面接をした子達も、皆、スタバやコーヒービーンで面接をしていた。

 

 

 

娘の面接は午後7時からだったので、仕事の後、娘をスタバまで送って行った。

 

面接の時間は、30分から1時間が一般的。

 

家に帰ってまた戻ってくるのは面倒だったので、駐車場に車を止め、スタバ近くのフローズンヨーグルト店へ。

 

30分待ったが、娘からの連絡はなかったので、近隣のショップをウロウロして暇つぶし。

 

1時間経過したが、まだ娘からの連絡は無し。

 

ウロウロするのも飽きたので、車の中で待機。

 

が、1時間半経っても、娘から何の連絡もなし・・・・。

 

もしかして、娘は、私が待っていることを忘れ、Uberで家に帰ってしまったのか?

 

スタバの中に確認しに行こうか、どうしようか?悩んでいると、面接開始から2時間ちょっと経過後、娘から

 

「終わったよ~」の連絡。

 

 

 

車に乗った娘に、2時間も一体何を話していたのか聞くと、娘

 

「面白いこと聞いちゃった!」

 

娘が聞いた話によると、娘が願書を提出したアイビーリーグ大学には、創設者と初代校長の石像が向かい合って設置されているのだが、真夜中の12時、学校のベルが鳴っている時に、その2体の石像の間を処女の生徒が通ると、石像が動いてハイタッチするという都市伝説があるという。

 

が、今までに石像がハイタッチしているのを目撃した者は、皆無・・・・・。

 

面接をしてくれた卒業生の方(30代前半の女性)に、その理由が何かわかるか聞かれた娘。

 

自信を持って大声で答えたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学校には処女がいないから」

 

何千人も生徒がいるのだから、そっち関係が遅れている子も、一人や二人はいるだろうに・・・・。

 

 

気になる正解は、「夜中の12時に、学校のベルは鳴らないから」だった・・・・。

 

 

 

卒業生との面接は、『面接』というより、『楽しいおしゃべりタイム』で終わってしまったようだった。

 

それが良いことだったのか、悪いことだったのか?

 

とにかく、娘の珍回答が合否に影響しないことを祈った・・・・・。

 

 


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