11年生(高校3年生)が終わった後の夏休み、ボランティア活動をする為、エクアドルに行った娘の彼ジョーダン。

 
ボランティア活動中、肩を脱臼し、その後、同じグループの女の子に危うく犯されそうに、、、、。(詳細はここから
 

 
ちょうどその頃、大学のコースを取る為、メリーランド州に行っていた娘。

 

彼が犯されそうになった翌日、テキストで彼からすべてのことを聞いた。
 

 

事の全てを聞いた時は、ショックと怒りしか感じられなかったが、よく考えてみると、未成年で酒を飲む彼も悪いが、飲ませて意識がなくなった彼のベッドに入る女は、かなりの卑怯者。
 
また、彼が、その後1週間、毎日毎日、テキストで「ごめんね。許してくれる?」と謝り続けてきたので、娘はすべてを許すことに。
 
ただ許すにあたって、2つの条件を付けた。
 
一つは、もうお酒を飲むような、バカなことはしないこと。
 
二つは、もうその一件ことで娘に謝らないこと。
 
彼に謝られれば謝られるほど、自分の中の怒りがぶり返すのが耐えられなかった。
 
その後、彼が娘にそのことで謝ることは無かったが、彼とテキストや会話をしていると、所々で彼の罪悪感を感じることあったらしい。

罪悪感にさいなまれているせいか、WIFIが通じる時には、夜中であっても、早朝であっても、彼は連絡をくれた。
 


が、彼のボランティア活動が終わりが近づいてきた頃、彼からの連絡がピタリと来なくなった。
 
彼は、とうとうウィスキーの女の子に食われてしまったのか?
 
それとも、今度は別な女の子か?
 
 
 
「もう終わりなのかもしれない」と思い始めた頃、知らない電話番号からテキストがあった。



「元気?連絡できなくてごめん。

実は今、ガラパゴス諸島にいるんだけど、海で泳いだ時、携帯を海パンに入れたまま泳いじゃって、携帯が壊れちゃったんだ。

アメリカに戻って、新しい電話買ったら、すぐに連絡するから!

ジョーダン」


彼は、一緒にボランティア活動をしていた彼の双子の妹の電話を借りて、娘にテキストしてきた。

数日間連絡できなかったのは、彼が娘の電話番号を覚えておらず、しかも彼の双子の妹はうちの娘の電話番号を持っておらず、友達から娘の電話番号を聞き出すのに時間がかかったということだった。


その彼が言う。

「iPhoneの電池って、水を含むと凄い膨張するの知ってた?

帰ったら見せてあげるね!」


娘は、「一体こいつはどこまでバカなんだ」と思う反面、「彼の気持ちは変わらぬままで良かった」と思わずにいられなかった。

 


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どくしゃになってね…