アメリカ人というと、いつも「I Love You」と言っているイメージがあった。

 

若い世代、特に道端でイチャイチャしている高校生などは、「Thank you」を言う回数よりも、「I Love You」を言う回数の方が多いのではないと。

 

 

だが、「I Love You」に慎重な高校も多いらしい(娘の周りだけかもしれないが)。

 

 

娘が高校生11年生(高校3年生)の時のこと。

 

娘の友達の男の子が、同じ学校の女の子と付き合い始めた。

 

男の子は白人、女の子は白人と中国人のハーフ。

 

女の子の両親は、彼女が4歳の時に離婚。

 

その後、彼女は、1週間おきに両親の家を行き来している。

 

お父さんは、離婚後ずっとシングルなようだが、お母さんの方はボーイフレンドが何人か変わった。

 

お父さんはエンジニア、お母さんは大学の教授で、金銭的には何不自由ない家庭だったが、愛情面ではちょっと複雑な家庭で育ったようだった。

 

 

 

娘の友達とその彼女が付き合い始めて、6か月経った頃、彼女に初めて「I love You」と言った彼。

 

すると、彼女、

 

 

「私、本当の”愛”の意味が分からないから、『I love you』とは言い返せない」

 

と、きっぱり「I love you」をお断り・・・・。

 

 

言われた彼は、あまりのショックで、翌日学校を休んでしまったという。

 

 

 

考えてみると、日本にいた時、日本語で「愛してる」と言っている人を見かけたことがない。

 

「愛している」で思い出してしまうのは、何故か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑彼のみ。

 

こんな彼に「愛してる」なんて言われたら、言い返せないどころか、崖から飛び降りたくなるかもしれない。

 

「愛している」という言葉には、人を一気に幸せにしたり、一気に苦しませたりパワーがあると思う。

 

高校生であっても、慎重に使われるべき言葉なのかもしれない。

 

 


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どくしゃになってね…