ヘッドラインのみ、まとめ読み。


・未曾有の危機と言いながら、半年後の4月には底を打った印象。

 景気の底入れをいう記事が並ぶ。

 この時期から中国、新興国株は上昇

 先進国はその2,3ヶ月後、6月くらいから上昇。

 半年後にゴルフ会員権などのぜいたく品は半値で底入れ、

 株価も半分くらいで底入れ。

 (この半年、半値という感覚が大事かも)


・食料、衣料品など小売りは海外シフトが鮮明。

 アジアでのMAを増やす。

 ユニクロも15年までに海外国内を1:1程度に。


・資源、食料、エネルギーが希少価値を持ち始める

 食糧は建設業、製造業なども製造ノウハウ、遊休土地を生かして

 野菜工場に参入。商社も海外サイロを確保。

 この滲みだしが吉と出るか、狂とでるか。


・元旦の記事を読むと、経済への反省、先への悲観が目立つ。

 しかし、その3ヶ月後、不況もいつか終わるのだ。


・今秋に在庫一巡か。

 来年から設備投資回復?


・やはり半年くらいでまとめ読みすると大きな流れは見えてくる。


7月の日経夕刊をざっとレビュー。


・7月上旬には、リスク回避、円高の流れと言っていた。

・後半に入り、米景気指数の上昇など、景気改善の流れが出てきた。

・リスクマネーが生れ、円安、新興国通貨高の流れ。

・金融的、製造業の景気指数回復してきている。

 ヘッジファンド資金増、底入れ。

 相対的に、製造業、消費(雇用、所得増含め)の回復に時間がかかるとみられる。

・中国株に下落の兆し

・オイルは下落、リスクマネーも実態を先走るものであり、

 どこまで株価や通貨上昇が続くかは未定。

・ベトナム、中国など、09年後半から10年以降にかけて成長の兆しは出ている。


・囲碁や将棋では、定石を知らずして戦っている人は、定石を学んで実践で鍛えている人には、

 赤子の手をひねるように簡単に打ち取られてしまう。(経営知識やフレームワークの重要性)

・ゼロから会社を作る場合、こうすると失敗し、こうすると成功するという方法論が、ある程度は

 確立されている。そのようなものを学んだ方が、学ばないよりも成功する確率は高まる。

・リーダーに不可欠な人間的素質は、伝える力に集約されよう。

・もし自分の任務を見つけることができたらば、無限のパワーがわいてくる。

・逆にいえば、その悪い欲望、所有の執着、名声へのこだわり、地位に対する未練などを

 そぎ落とさない限りは、本当に何がしたいのかは見えてこないのかもしれない。

 その内面の光は、美しい光が力が弱いので欲望の光によって打ち消されてしまうのだ。

 ただし、内面の光は欲望の光とはまったく違う色をしている。僕は、他人とはまったく違う光で

 光っていたいと思う。たとえ、光が小さくても。

・吾れ唯だ足るを知る、その心境を持ち続けていれば、自分のしたいこと、やりたいことが

 見えてくるのだと思う。

・人間は無限の可能性を持って生まれてくる。悪党にもなるし、天使のようにもなる。

 すべて縁によって決まってくる。したがって、可能な限り良縁と出会うように努力をしなさい。

・試練に強い人になれ。


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講演で聞いた内容と重複する部分が多いが、

自ら書き、語ることで信念として定着している、

堀氏自体が生きるビジョンの様。

余計なものをそぎ落としていけば、堀氏のように骨太な存在になるのだろう。

・商社マン、商社の能力を分析するに、強みの部分がまさに商社的なビジネス手法には適しており、これを

 とる限り商社マンは大変優秀である。しかし、事業経営の部分では未知数。弱みの部分がすべて

 事業経営を行う経営者に必要な資質だからである。商社的なビジネス手法で優秀な人材が、子会社の役員になり経営を任されて商社ビジネスの成功体験を事業経営に取り入れようとした場合、失敗する可能性が高い。

分析結果を踏まえ、総合商社を総合事業会社への転換を図ろうというのが僕のいた商社の社長方針であった。


・ふと考えた。僕がやりたかったのは結局「ビジネスパーソンを支援するコミュニティづくり」ではなかったのかと。

事業形態は経営教育やパソコン通信インフラを作りことであっても、その理念としてぇあ生きがいを見つけたい方々に適切な環境を提供するコミュニティを作ることではないかと気づいた。


・交渉においては、交渉術に加えて全人格的なぶつかり合いと、今までの歴史が問われる。


・2つのビジネスモデル。株式を公開し、エクイティファイナンスで資金を調達して投資を積極的に増やす

拡大路線。もう一つは、非公開のまま、パートナーシップ携帯で適正規模でクオリティを追求する。

正解はない。どちらのビジネスモデル化はステークホルダーが満足する限りは本人たちが決めればいい問題であると思う。


・僕は高校時代に1年間オーストラリアに留学して、「人生は楽しむものだ」トいう哲学と、

気軽なライフスタイルに感化されて帰国し両親をあわてさせた。父に、「僕は地元の大学に行って

教職について人生をエンジョイすることにしたよ」ト伝えたら、父に初めて今に呼ばれて一言アドバイスを

受けた。「クリエイティブな人生を歩みなさい」と。


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すごく正統派で、サラリーマンから起業という珍しい方だと思う。

時代のニーズを的確にとらえていた。王道を、正々堂々と進んだ。

仲間やコミュニティをうまく作った。今の社会企業の走りのような雰囲気を感じる。

ビジョンを掲げ、その周りに仲間と会社を作った。やるべきことをやるべくしてやっているが、

努力と行動力、勇気がある。祖父の家系が秀才。三木谷さんとの共通点も多く見られる。

先日講演を聞いた所感をメモ。


●氏の印象

・温厚

・インテリジェント

・教育者

・父

・牧師

(ベンチャー経営者というより、教師、牧師っぽい)

・志が高い、ピュア

・正統派

・HBSというブランドと、選んだ業界、スタイルがよかったのだろうと思慮。


●講演内容

・ケースで疑似体験すると、感情移入した場合自分でやるのと同じ。

・壁に当たるのは当たり前。エネルギーレベルが高く、解決法を持っていれば乗り越えられる。

・自分の限界は自分で作る。起業家は可能性をとことん追求する。

・志と能力の両方が高くなければならない。志だけでは飛び出すことはできても大きくすることが

 できない。

・失敗の分析を習慣化する。

・社会を信用する。倒産する会社は不祥事を起こす。正々堂々とやれば失敗してもやっていける。

・子供にビジョンを与えない。18歳までに心・技・体を与える。

 試練を与え、逆境に強い人間に育てる。

・ビジョンを頭で描ききる。1年では難しいが、基本的に30年あれば何でもできる。

・とりあえず走ってもエベレストは登れない。

 まずは経営の勉強から始めてみる。

・意志決定は、ロジカル(ただしデータ、前提条件変わると全く異なってくる)、

 感覚(経験の累積。ただし、人に説明できない)、感情(やりたいのか、気持ちは落ち着いているか)

 から判断。

・時価総額1000億超の企業は楽天、DNA、グリー、マネックス。HBS出身や科学的経営を行っている。

・経営者の器、能力を高めるためには。くりかえし、くりかえし、反復練習しかない。

・経営理念を作る。最も長く続いた組織はローマ・カトリック教会。バイブルがあったから。

・常識を覆す。何でもできると思う。ただし、勝てる土俵は決まっている。(今から鉄鋼や自動車では勝てない)

・経営の仕組みを描ける力。フレームワークで戦略を描ききる力。

・仲間

吾人の任務を読んだ。

書評はまたの機会に。


グロービスはアメリカMBAの横展開の典型的な例だろう。

90年代において、アメリカが先進経営だった。

しかし、金融危機で今は落ち込んでいる。


今はどこが先進?

日本?

今後、新しいビジネスはどこから生まれるのだろうか。

日本?アメリカ?新興国?


マーケット的には新興国がプレゼンスを持っていくに違いない。

新興国発のビジネスモデルや経営が生まれていくのだろうか?

(たとえば中国、インドなど)

アメリカには大学をはじめとする知の集積が多い。

やはりアメリカだろうか。


それがわかれば、

横展開をするにあたって、研究すべき国はおのずと見えてくる。

補足です。


環境、太陽光発電、エネルギー、農業、

次に来るのは何?


農業は週刊誌で特集されていた。

既に成長期に入った可能性がある。


それにしても・・

急成長する企業がそのまま成長し続けるのは難しい。

スピードを上げた車には死のカーブが来る。

某MBAスクールを懸念している。

あれほど高い人件費の人材を抱えながら、

2nd tierの人材を囲い続けなければならないビジネスモデルは

続くのだろうか。


ここ2、3年で急成長している。

国内MBAも乱立しているし、そろそろ衰退期に入るのでは。

懸命な経営陣ならばわかっているだろうが。

経営陣は売り逃げor安定期に向けての移行に入らなければならない。

車はずっと同じスピードでは走れないのだから。

TVで夕張再生をやっていた。

生キャラメルブームの裏話。

田中義剛の花畑牧場。壮絶と言えば壮絶だ。


wikipediaより

1994年 、事務所からの借金により北海道河西郡 中札内村 に『花畑牧場 』を開業した。開業当初はチーズ などの自家生産に失敗し、出荷したが返品されたこともあった。

また借金は合計4億円(2万坪の土地購入資金に銀行の融資が2億円、傾きかけた事業の再生に向けて所属事務所アップフロントエージェンシー から1億円、損失が1億円)となった。

30人いた従業員も続々と辞めて、田中と1人残った従業員の2人だけになり、一時は土地を売却し自己破産 を迫られる危機的な状況に陥っていた。土地は査定の結果「資産 価値無し」と審査された所、「トムチーズ 」というチーズがラーメン屋のトッピングとして使われてヒット。

更に「カチョカヴァロ 」というチーズや生キャラメル がメディアに紹介され大ヒット。これら商品群のヒットを以って、花畑牧場 ブランドとしての地位を獲得した。

現在は年商120億円、従業員も1500人を超える(2009年2月現在)規模に成長した。


さて、2009年上半期のトレンド。


・生キャラメル

・女性用パンツ(部屋着)

・クロスウォーカー

・婚活


あくまで、私が把握する限りなので抜けもれ多いかと。

「女装する女」という本に注目しています。

強くなる女が市場をトレンドセッターとしてリードするのではないかと思っています。


それにしても、ブームとはどのくらい続くものなのか。

1年、半年?

ブームによって過剰投資した企業がそこで終るとすれば、

ブームはむしろ弊害なのではないかとすら思います。

(ブーム期限と企業の研究もしてみたい)


企業活動の本質はブームに乗ることではない。

・都市鉱山関係日経に大々的に載る。

 日経にのった時点ですでに成長期。

 参入には遅いタイミングか。

・景気回復は楽観論では09年後半だが、

 現実的な見方として10年後半の様。

 外需依存の日本はアメリカ経済の回復を待たなければならない。

 米経済回復が10年からか。

・中国もチベットの資源などの権益狙いへ。

・中国、インドなどの新興国は5%台の成長率へ鈍化。

 ただし、その後はまた成長を見込んでいる。

・MAは少し前より数が減った印象。

 ただし、飲食(キリンなど)や薬品関係では積極的にMA行われている。

 カルフールもロシアに出るというし。

・MUJI、ブラザー工業も海外進出

・巣ごもり重要、EC伸びている


(政策)

・経産省、タイやベトナム大学で日本企業文化の紹介へ。

 日系中小企業などが優秀な人材採用できるように。


(日経MJ)

・ユニクロのguが目立つ。

・ゴルフは以前のように接待でなく個人利用が増えたため、

 客数はそれほど落ち込みないが、プレー単価が下がっている。

・ホテル稼働率も厳しいが価格を下げないで客稼働を入れるよう工夫。

・右脳を刺激してよい。東京の情報も多い。

・マーケットのにおいがする。対して、日経の記事は一般的。

(市況)

・日経平均は7000円に迫りバブル後最安値。マーケットは相変わらず悪い。

 日本、欧州、アジア、すべて悪い。

 中国市場が下げ止まり?とはいえないか。

 PER、PBRともに格安だが、参考にならないそう。

 「見かけはお買い得だが、今後の展望を考えれば怖くて買えない」3/10日経

 という所感は正しそう。先行きはまだ見えてこない。

・証券会社がベトナム株取引を開始していた。新興マーケットが先に回復か。

・メーカーの工場稼働率は6,7割。

 物流も最盛期の6,7割。

・企業は士気を落とさないよう定昇には応じながらワークシェアリングなどの工夫で

 賃金を抑えている。

・全般的に、コストカットの傾向。

 ユニクロや、コストカットにつながる企業が伸びている。

 ぜいたく品が売れなくなり?PB含め低価格路線が栄えている。

 (ただし、これも2~3年周期だと思うが)

 一部の消費は活性。

 デジタルサイネージが売れている。

 ガールズコレクションなどF1の消費は旺盛。

 高速道路値下げによるETC関係の需要が発生。

 自動車も低価格路線。以前の水準まで戻るかどうかも不明。

 PC、家電の価格も低下。需要不足によるデフレ。

・太陽電池関係の記事が異様に目につく。この市場ももう成長期か。

 東芝などメーカーも参入。


(政治)

・オバマ効果は表れていない?閣僚人事で迷走か。

・日本の政治はさらに迷走。イニシアティブをとれていない。


(政策)

・高齢者の資産保持を見ていて思った。

 高齢者にお金使わせようと、住宅買わせたり、シニアマーケットなんちゃら

 とかいっているけれど、そもそも高齢者は家買うのか?

 勤勉な貯蓄民族の性質はそう簡単に変わるのか。

 相続税を格安にして、40~50代の相続した人間にお金使わせた方が

 消費は拡大するのでは。


(その他)

・東京では最先端を見ているようで、見えなくなっていることも多い。

 必要以上に過剰な広告、消費が多い。必要なもの以上に消費してしまうから

 大事なものを見失ったりしてしまう可能性もある。

 東京のマーケットは大きいが、せいぜい首都圏でも日本の1/3くらいだろう。

 地方などのマーケットは全く別の視点で考えなけえばいけない。

 (ブランドでなく、消費財などの消費が主。ダイエーなどの小売りが郊外型安売りを拡大した

 背景もわかる気がする)