東電、グリーン電力販売へ 新料金プラン導入
産経新聞 11月10日(土)7時55分配信
東京電力の広瀬直己社長は9日、産経新聞のインタビューに応じ、環境負荷の少ない「グリーン電力」だけを購入できる新たな料金プランを導入する考えを明らかにした。実現すれば国内の電力会社で初となる。
グリーン電力とは太陽光や風力などの再生可能エネルギーで発電した電力。米国などでは追加料金を払って購入する動きが広がっている。推進企業を民間団体が認定する「証書」や個人が電力会社に寄付する「基金」などの制度はあるが、グリーン電力に特化した料金メニューはまだない。
東電は関連会社と伊豆半島の東伊豆町、河津町にまたがる山間地で大型風車21基(計3万5千キロワット)を建設中で平成26年度に運転を開始する予定。まずは、ここで発電したグリーン電力を「いくばくか高い料金」(広瀬社長)で販売する。環境意識の高い企業や個人のニーズを見込み、原子力発電の稼働停止で悪化する収支の改善につなげる。
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