万里の長城遭難 アミューズ社に観光庁立ち入り検査
産経新聞 11月9日(金)11時54分配信
中国河北省張家口市郊外の万里の長城付近で日本人観光客3人が吹雪のため遭難し死亡した事故で、観光庁は9日、ツアーを企画したアミューズトラベル(東京都千代田区)に対し、旅行業法に基づく立ち入り検査を行った。
アミューズ社などによると、ツアーは7日間かけて万里の長城をめぐるもので日本人4人が参加。6日目の今月3日、中国人添乗員と現地ガイドの計6人で歩いていたところ、大雪で身動きが取れなくなった。
ツアーに同行した中国人添乗員は初行程で、ルートの下見も実施されていなかったという。また、参加者には、セーターなどの簡易な防寒具の準備しか指示していなかった。
アミューズ社をめぐっては、平成21年7月、北海道?トムラウシ山で登山客ら8人が凍死した遭難事故のツアーも企画。今回同様に軽装者が犠牲になるなどしており、観光庁は22年12月、安全管理体制の問題点を指摘し、51日間の業務停止処分を出していた。
このため、観光庁では処分後の運営状況についても調べを進める。
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