論点思考/内田 和成
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目次

はじめに

第1章 あなたは正しい問いを解いているか
 1 すべては問題設定に始まる
 2 問題解決プロセスにおける論点の役割
第2章 論点候補を拾いだす--戦略思考の出発点
 1 論点思考の論点
 2 論点と現象を見極める
 3 論点は動く
第3章 当たり・筋の善し悪しで絞り込む
 1 当たりをつける
 2 「筋の善し悪し」を見極める
第4章 全体像を確認し、論点を確定する
 1 プロービング(探針)を行なう
 2 依頼主の真意を探る
 3 引き出しを参照する
 4 論点を構造化する
第5章 ケースで論点思考の流れをつかむ
 ケース「原料費が上がっている。コストの問題を解決してほしい」と上司から指示された
第6章 論点思考力を高めるために
 1 問題意識をもって仕事をする
 2 視点を変える
 3 複数の論点を考える
 4 引き出しを増やす
 5 論点思考の効用
 6 論点と仮説の関係

おわりに


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問題解決以前の、そもそも解こうとしている問題が

正しいかどうかを判断する”論点思考”についての本。


P33:

最初から大きな1歩を踏み出す必要はない。

むしろ、たいていの場合は、理解しやすく、解決策を打ち出しやすい

小さな問題のほうが望ましい。

解決策が示されれば、希望が生まれ、有権者や部下、

さらには批判的だった者までが、

口先だけでなく現実に行動が起こされ、

はっきりした変化が生まれていることに気づく


P37:

上司から論点を与えられたときには、

つまりなにか命令を受けたときには、

まず与えられた問題を疑うことから始めるべきだ。


P47:

ベテランは「本当の論点はなにか」を考える。

初心者はインプットと構造化を繰り返す。

ここがベテランと初心者の大きな違いだろう。


P50:

論点によって打ち手は変わる。

別の言い方をすれば、論点の設定が間違っていると、

どんなに立派な打ち手を考えたとしても

なんの役にも立たない。


P82:

私がよくやっているのは、経営者が問題意識をあまり

もっていない分野に注目する方法である。


P89:

論点らしきものが目の前に現れたとき、

私は次の3つのポイントで問題を検討する。

①解決できるか、できないか。

②解決できるとして実行可能(容易)か。

③解決したらどれだけの効果があるか。


P104:

戦略とは捨てることなり。


P111:

「論点の仮説」を立てる3つのアプローチ

①質問して相手の話を聞く

②仮説をぶつけて反応を見る

③現場を見る


P135:

話を聞くときにも、相手が経営者や本社の人であれば、

「これは鳥の眼で見た発言ではないか」、

現場の人であれば「これは虫の眼で見た発言ではないか」

と考慮することが必要だ。


P144:

構造化の際、ある論点を起点に上位概念の論点を考えることで、

横にある論点を浮かび上がらせる手法もある。


P159:

大論点を意識する姿勢は仕事の中でつねにもつべきだ。

仕事のポジションにかかわらず、つねに大論点を意識するという

姿勢をもつことによって成長することができる。


P167:

1回目には、「そもそも今回の不振がなにから来ていると思うか」

と聞いてみる。経営者が「コストアップや競争激化が原因だ」と

いっているときには、そこで思考停止していることが多い。


P177:

大切なのは、最初に与えられた論点を鵜呑みにしないこと、

業界で問題とされていることを論点と見誤らないことだ。

業界全体に起きていることを分析し、

「このままでは生き延びることができない」と安直に

業界上位の会社との合併、不採算事業の売却、撤退などを

考えてしまうのが最悪のケースだ。


P181:

日々の仕事の質やスピードを高めるためにも、

経験の浅いうちから論点をつねに意識し、

問いかける姿勢が重要である。


P187:

つねに実際の自分よりも2つ上のポジションに

就いているつもりで仕事をするようにといっている。


P194:

現場目線で見ることも大切だ。


P195:

両極端に振って考える。


P208:

代替案を考えるとき、反対しそうな人の立場になって、

自分の案をあえて批判的に見てみる。



まずは、そもそも自分が解決しようとしている論点が

正しいのかどうか意識することを

心がけたいと思います。