今回のアウトプットは、ミラー・マッチングについてです。
単にミラーリング、マッチングなどと呼ばれたりしますね。
相手のしぐさや行動、言葉遣いや話す速さなどを真似ると、相手が自分にポジティブな印象を受けるというものです。
実際の効果の程はわかりませんが、キャバクラなどでも研修などに取りいれてる所もあるそうな。
ある大学の実験で、レストランで自分のテーブルから近い適当な人を見繕って、同時に食べたり、同時に飲み物を飲んだり、その他仕草を同時に真似たら、相手の人が近寄ってきて「何処かでお会いしましたか?」など言ってきたそうです。
外国での話なので、日本で同じことをやってそうなるとは思えませんが(笑)
さて、ここまでは普通のミラー・マッチングの話です。
普通であれば、ここまでで終わっているものが大半でしょう。
もうワンステップ上のミラー・マッチングには
「相手の感情、テンションすら真似る」というものがあります。
何か悩みを抱えて不安そうな人には、こちらも不安な状態に。
落ち着いた状態の状態の人には、こちらも緊張せずに気持ちを落ち着かせる。
人は感情、テンションすら親近感を覚えるのでこれをすると好感を持たれる可能性はさらに高くなります。
ここまで鏡に徹することができれば、少なくとも悪い印象は持たれないでしょう。
なぜ、ミラー・マッチングでポジティブな印象を持たれるようにするかの話ですが
人間は説得される場合、好感を持ってる人にしかほとんど説得されないという事実があるからです。
とある心理学者の研究では、交換をもってる人からの説得に応じる確率は9割ほどなのに対し、逆に好感を抱いてない、嫌いな人間からの説得は1割ほどしか成功しないという研究結果が出たそうです。
あなたもなんとなくわかりませんか?
こいつが言ってることはたしかに正しいけど、だからといってそうする気は全く起きないという経験ありません? 僕はあります。(笑)
営業マンでなくとも、仕事をしていれば相手を説得しなければいけない機会は多いと思います。その時に好かれていなければ、どんな良い提案をしても相手は取り合ってくれない可能性は高いです。
説得には技術もありますが、まずその入口として相手に気に入られていなければならないので、もしあなたに仕事の上で相手を説得する機会があるのであれば、ミラー・マッチング実践してみてはどうでしょうか。
僕も始めてみましたが、常に真似ようと意識しないと難しいです。
なのでアウトプットのために今回はこれを選びました。
本日は此処までです。
ありがとうございました。