年間300日ビジネススクールの第一線に身を置く元経営コンサルタントが伝える就活ブログ

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大手コンサルティング会社勤務を経て、現在ビジネススクールの教壇に立っています。日本全国の企業活性化に奮闘してきた元コンサルタントの立場から、就職活動を考えてきたいと思います。

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卒業後は、〇〇業界で働きたい。

働きながら、勉強を続けて国家資格を取得したい。

英語を活かせる仕事がしたい。

厳しい環境に身を置きながら、色んなことにチャレンジしたい。


就職に対する考え方や将来のキャリアプランは学生によって様々ですが、自分の考えを

言葉にするかしないかで、結果は大きく変わってきます。


〈大学・短大・専門学校生へ〉
ゼミの教授や教員、就職課、友人などに自分が考えていることをどんどん情報提供
してください。


情報提供した量に比例して、情報があなたの所へやってきます。


周りを見渡してみてください。


就職活動でお手本になりそうな友人や知人の中には、自分の考えを色んな人に伝えて

いる人が多いはずです。
2012年に入り、全国各地で企業説明会が開始。

一部の企業では1次試験など、選考がスタートしています。

就職活動をしている学生にとって、就活は一大イベントです。


学生を見ていると、

興味のある業種・職種を決めて、すでに50社以上エントリーしている学生。

将来の進路が決まらないまま、リクナビやマイナビに掲載している企業を眺めている学生。


卒業後の進路を決定付けるだけに、悩む気持ちは分かるが、前に踏み出さないと

結果は出ない。


私が就活生だった時のことを振り返ると、将来仕事をする上でのコンセプトを明確化

しました。

コンセプトとは、全体を貫く基本的な概念のことです。

もう少し分かりやすく言うと、仕事をする上でのテーマのようなものです。

テーマを決めたら、そのテーマに合致する企業を見つけてエントリーし、会社説明会へ。

数多くの企業説明会へ足を運びならが、企業の現状をしっかりと把握し、将来を考え、

また行動に移す。この繰り返しでした。


結果的に大学4年時の4月末に大手企業複数社から内定が出て就活終了。


簡単に書きましたが、コンセプトの設定は非常に大事です。


単に会社説明会へ参加するだけでなく、仕事をする上でのテーマ設定をすること。

これが、納得のいく就職活動を行える秘訣です!!
ビジネススクールは多種多様な個性の集まりです。

クラス制を採用していますので、一人一人の個性がプラスの方角へ

進み始めれば、これまで勉強や資格取得、そして就職活動に後ろ向きだった

学生も前向きになります。



昨年4月に入学したTさんは、なかなか勉強に身が入らない。

将来何をしたいのかが、全くわからないといった状態でした。



それが、今年に入って物事に対する取り組みの姿勢が変わってきました。

その理由は、アルバイトで責任のある仕事を任せてもらっており、自分に

少しずつ自信がついてきたようです。


「やれば出来るんだ」


この考え方がTさんをプラスの方角へ進ませたのでしょう。


周囲のメンバーはTさんの取り組み姿勢を見て、「自分も本腰入れないと」と

思い始めた学生が1人2人と増えてきています。
日頃、学生と接しているとよく以下のようなことを考える時があります。

Aタイプ
自ら率先して行動している
Bタイプ
言われたことは確実に行う
Cタイプ
なかなか行動に移せない


皆さんは、どのタイプに当てはまりますか?


多くの方がAタイプのようになりたいとは思っていても、なかなか、行動に移せない

のが実態じゃないでしょうか。


感覚値ですが、Aタイプ(20%)、Bタイプ(60%)、Cタイプ(20%)に分類できる

ような気がします。


就職活動や検定試験など、良い結果を出せる学生はAタイプの要素を持っている

場合が多いなと感じます。


これから就活に挑もうとしているBタイプ、Cタイプの皆さんへ!

〈Bタイプの皆さんへ〉
Aタイプの中に自分自身と考え方などが近いモデルとなる人を見つけましょう。
そのモデルとなる人を意識をしながらマネをすれば、Aタイプになることができます。

〈Cタイプの皆さんへ〉
とにかく小さな成功体験を積み重ねるのが重要です。自分に自信を持てない人が
多い傾向ですので、まずは何か一つでも興味のあることを確実にやり遂げる。
そうすれば、Bタイプへ進めます。
毎年恒例のセンター試験が始まりました。


大学入試センター情報では、


今年は志願者数  555,537人(558,984人)  対前年度 3,447人減〔0.6%減〕


10年前の志願者数は60万人を超えましたが、


なんと、毎年50万人以上がセンター試験を受験しています。


私立大学への推薦やセンター試験を受けずに大学・短大進学、また、専門学校へ


進学する学生も数多くいます。


〈大学・短大・専門学校生へ〉
一部の業界を除いて、不況不況と言われ企業にとっては大量採用が困難な
時代だからこそ、地に足の着いた考え方がより求められていると思います。