社長であれ、社員であれ、 商売を通じて多くの人と出会うはずです。
あなたはこの1年間で、どれほどの人と名刺交換をしたでしょうか?

 

私の場合、1年間で200枚ほどの名刺が溜まります。200枚は決して多い数字ではありません。営業マンであれば、もっともらうでしょうし、 頻繁に外に出る社長は、それ以上の枚数を受け取っているはずです。

私は、名刺を整理するたび「いつの間に、こんなに名刺交換したのだろう」と思います。同時にこうも思います。「商売をしていなければ、この人たちと出会うことはなかっただろう」と。

 

名刺交換しなくても、出会う人たちもいます。
たとえば、お客様。通販業であれば、お客様と名刺交換することはありません。しかし、1ヶ月間で、数百人、数千人もの新しいお客様と出会います。
 

1ヶ月間で数百人と出会うのに、商売以外に方法があるでしょうか? これは商売の醍醐味です。

ほかにも、スタッフや取引先などとの出会いもあります。一緒に仕事をするわけですから、楽しいことや辛いこともあります。そんな経験も、商売をしていなければ味わえません。

 

私は思います。
商売とは、人と人とが出会いを築いていくコミュニケーションの場なのだと。
単にお金儲けするだけの、株やFXとは大きく違うところです。株やFXなどはビジネス(お金儲け)かもしれません。しかし、商売ではありません。

 

私は、商売が好きです。
商売は、たくさんの人と出会え、たくさんの喜びや感動を味わえます。そう考えると、商売はなんて尊いものなのだろうと思うのです。