ビジネスメイク研究所の大澤典子です。
新卒入社した大手化粧品メーカーの宣伝部では
ポスター制作の仕事をしていました。
ポスター制作、最後の一仕事は
色校正！
(↑口紅にあるような色にしてみました。)
化粧品という商材ですので
明るい、暗いなどというざっくりした
校正ではありません。
目元のパール感を強調しつつ
髪の生え際の色ムラをおさえ
リップの赤みは現品に合わせて...
などと、重箱の隅をつつくような
お願いをする仕事です。
今思うと、大手印刷業のエリートさんや
叩き上げの職人さんに
色々ご無礼があったことと
恥ずかしく思います。
しかし、皆さま、あたたかく
いつも耳を傾けてくださって
何が可能で、
何が不可能か(ほとんど無かったけどw)
やさしく教えてくれました。
逆にこだわりを押し付けられることは
ほとんどなかったなぁと思います。
もちろん業者さんは決まっており、一介の社員の私が選んで頼んでいたわけではないのですが...
その寛容さとプロ意識は素晴らしく
どのポスターも素敵に仕上がりました。
出会えたことをありがたく思っています。
印刷だけでなく、
この写真のような
家作りにおける壁選びだって
他の多くの仕事だって
こだわりを
受けとめてくれる人が存在します。
私は、名刺やパンフレット、チラシなどを
写真撮影からお手伝いしていますが、
細かいこだわりがあるケースも
遠慮はご無用です
むしろどんどん言っていただき
楽しく美しく、効果抜群のものを
ご一緒に作っていけたらと思います。
今日もお読みいただき
どうもありがとうございました。
ごきげんよう