先日、レアジョブ英会話のコラムで、
面白い記事を見つけました。
【グラフで解説】英語が出来ると年収にこれだけの差があるって知ってた?
https://www.rarejob.com/englishlab/column/20161015/
うーん、これ、どう思いますか?
確かに、年収と英語力には、「相関関係」はありそうですが、
「因果関係」があるかどうか、は、言えないですよね?
この記事だけ読むと、なんだか、
「英語ができるから、年収が上がった」
と思ってしまいそうですが、
もしかしたら、
「年収が高いから、英語に投資できた」
のかもしれません。
また、ここでは詳しく書かれていないのでわかりませんが、
「英語の日常的な読み書きができるか」というアンケートの質問に対して、
客観的に「日常的な」とはどういう状況を指すか、
また、「できる」とは何か、が定義されていないようです。
つまり、Aさんの「できる」と、Bさんの「できる」の内容は?
「日常的」が指しているのは同じことなのか?というのがわかりませんよね。
もちろん、一般論としては、
英語ができたことで、評価が上がり、年収が増えた
と思いたいですし、そういうケースは大いにある、と思います。
しかし、必ずしも「因果関係」ではないかもしれない。
こういうアンケート結果を読み解く時は、気をつけなくちゃダメですよ!
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