落合信彦という国際ジャーナリストが書いた”10年後の自分が見えるヤツ 1年後の自分も見えないヤツ”って本です。
いわゆる自己啓発系の本をたくさん書いてる人らしく、友達がたくさん持っていたので、1冊借りました。
が、この人のファンには申し訳ないけど、イマイチな本でした。
この本を読む限りでは、筆者の以下のような考え方というか、決め付けが垣間見えます。
・俺はすごい。
・俺以外の人は、基本的にバカ。海外には、俺くらいすごい人たくさんいるけどね。日本にはほとんどいないね。
・でも、俺の話を読んで学ぼうとしてるみんなはまだ何とかなる、頑張れ。
そして書いてある内容は
・今の日本はもうだめだ。世界から見放された。
・アメリカはすごい。
・海外の若者は夢を持っていてすばらしい。やっぱ日本はダメだ。
とかまぁそういう感じ。
個人個人、それぞれ考え方があるからいいんだけどさ。当たっているような気もするし。けど、自分はそこまで日本を悲観してないので違和感を感じた。
というかそもそも、これくらいのスパンで目標を立てようとか、今の自分の立ち位置を理解しようとか、目標に向かってどういう風に行動力を発揮するかとかにって言うことが書いてある本だと題名から僕は思ったわけです。なので、イマイチと。
他にもいくつか疑問に思うことが書いてあったので、ピックアップしてみます。
疑問1
モジリアーニという画家がいたが、彼は貧しさの中でもポリシーを貫いた。アメリカの大富豪に、アメリカ1の有名画家にしてやるといわれたが、彼はポリシーを貫くために断った。大変貧しくて、彼自身病気で、彼の妻も身ごもっていたが断った。それくらい、みんな妥協なんかしちゃダメだ。
→僕からしたら、美談には聞こえません。彼は病気でいつ死ぬか分からない(実際早死にした人らしいが)上に、奥さんとこれから生まれてくる子供がいるわけですよね。自分の家族を守ることを放棄した人を、僕はかっこいいとは思いません。
疑問2
英語はコミュニケーションの道具だ!
昔、アメリカの大企業の社長と、その会社の支社長(日本人)と俺で英語で会話する機会があった。俺は社長と国際政治(アメリカの外交とか)について話したが、支社長は一言もしゃべらなかった。日本の支社長はその後話したが、商売の話しかしなかった。自分の専門についてしかしゃべれないなんて、英語ができるなんていえないぜ。
→ん?国際ジャーナリストなんだから、国際政治はあんたの専門でしょ?まぁ、例えばバイオテクノロジーについてこの人がしゃべれるなら文句は言わないけど。僕はどっちにしろ英語しゃべれないんで、偉そうなことはいえませんが。汗
疑問3
人間、群れてやることには、だいたい間違いが多い。
孤高になるカッコよさを知らなくてはいけない
→うーん。僕は、人と仕事とかをするときに相乗効果を発揮できることの方が上だと思いました。
とまぁほかにも突っ込みどころ満載でありました。
まぁ、なんていうか、ぬるま湯に浸かって暮らしてる自分に気づかせてくれるといえばそうかな。
あと、この人自身、すごい苦労と努力をしてきたんだろうなということは分かりました。
日本でかなり苦労して、アメリカに留学して成功したから、どうしてもアメリカびいきになってんじゃないかな?とかね。
まぁこの本だけで決め付けるのもなんなんで、もっと借りて読んでみます。