道場を立ち上げる前からさまざまな勝負事を長きに渡り見てきました。


勝敗のある競技に出場する以上、優勝を目指さない者などいないと思います。


無敗のまま競技人生を終われる人はそうそういないと思います。


私的には、負けた数だけ強くなると考え我が子と向かい合って来ました。


たとえ負けても進歩ある内容の負けは成長だと思います。



そこで出てくるのが惨敗と惜敗。



長女、長男は約10年空手に打ち込んできましたが、何度も惨敗と惜敗を体験しました。


2023年、大会が始まり新たな挑戦が始まりました。


去年一年間は惨敗を目の当たりに見る事がかなりありました。



昨年度末から特練の稽古内容も変え、そこに参加する親子とも話し合い特別な時間をつくり猛稽古から2か月が経ちました。



昨日の試合内容を見て変わりつつある生徒親子を感じました。





目標に向かってやるだけやって進歩がありながらも負けてしまって感じ取れるものが惜敗。



行動が伴わず進歩無く負けてしまうのが惨敗。




指導者として生徒と1日の中で一緒にいられれのは

1時間〜3時間程度。



学校にいる時間や、親と過ごす時間からしてみれば僅かな時間です。



親子のコミニュケーションや精神的なフォローは必要不可欠です。



まだ○○年生、だからと考えないで

もう○○年生、と考えなくては精神的な親離れを遅らせてしまうような気がします。



また、誰とでも馴れ合いの付き合いをしてしまい都合の悪い事には耳を傾けなくなってしまいます。



親、子、道場のトライアングルの一つでも欠けてしまうと一気に歯車が狂ってしまいます。



過去の栄光は過去のもの。


過去の敗戦は過去のもの。



今の現状を維持するなり打破するなりを考えるのが最優先だと考えます。



急ぎ早に期待過多になり過ぎる事は子供にプレッシャーを与えるだけです。



人それぞれの個性もありタイム感も違います。



時間はタップリあります。