たぶん一部の途中だったと思います。
二部の選手、保護者の方が通路で待機している時の出来事でした。
飾り付けずにリアルに書きます。
二部の選手、保護者が体育館内、武道場の通路に並んでいる時です。
この時間帯は初級クラスが多いため幼年、低学年生が多くいました。
事前に体育館使用については体育館側と打ち合わせはしていました。
「当日は他の利用者もいる為通路を塞がないよう配慮して下さい。」
との指導を受けていました。
主催者としても通路には壁側によるよう係員を配置していました。
私も通路が密にならないように5分おきくらいに通路に出て確認していました。
時に列が乱れている時には壁側によって頂くようにお願いもしていました。
しかし、トラブルは起きました。
私が定期的に通路点検に出た時です。
長身、茶髪、おそらく20代男性。
体育館のスタッフ
(社員かアルバイトから不明)
その時、通路は他の体育館利用者もいて若干混雑していました。
私が協力要請をしていた時彼が混雑している通路の真ん中を肩で風切り通路にいる人たちにぶつかりながら通り過ぎていました。
私の横を通り過ぎる際に並んで待機している人たちに
「邪魔クセェんだよ!」
と暴言を吐きました。
一瞬の事ですが後ろ姿で通り過ぎる彼を我慢できずに呼び止めました。
「おいちょっと待て」
私もかなり乱暴な言葉使いをしましたがありのまま書きます。
彼をSとします。
面をくらった彼は振り向きました。
私「今、何て言った」
「並んでいる人に邪魔クセェんだよって言ったよな」
「あんたここの職員だろう。責任者の俺やスタッフに言えばいいんじゃないか?」
S「邪魔だから言ったんだよ。だったら邪魔にならないようにすればいいだろう。」
この時Sの上司も一緒にいて彼の行動の一部始終を見ていました。
私「列の乱れは気をつけるが並んでいる人にそう言う言動はないだろう。」
ふてくさて
S「邪魔にならないようにすればいいだろう。」
の一点張り。
上司も無言で困った様子。
私も実際にはかなり声を荒げていました。
この傾向は一部、通路にいた人は見ていました。
実はSはこの時点の前にも通路の真ん中を人をかき分けるように肩で風切り歩いている姿を多くの人に見られています。
上司に向かって
私 「話にならないから館長と話をしますよ。」
なんと次の一言。
S 「自分が館長だ!」
新任の館長とは前日に名刺交換をしてご挨拶をしたばかりです。
私「はぁ〜。あんた何言ってんの?。」
「前任の館長から今の館長まで全部知ってるぞ。」
S「.......,」
私「あんた名前は?」
S「S」
私「後で館長と話をするから。」
S「どうぞ。べつに。」
実名を明かしたいくらいです。
館長はこの日は不在でした。
かなり険悪な雰囲気になったところで武将會スタッフが止めに入り冷静になり後で責任者と話をする事にしてその場は終わりました。
その後、当時大会に参加された先生や保護者の方からSの粗暴ぶりの報告が上がってきました。
武将會としてはこの体育館とは良好な関係を保っているため我慢をしなくてはいけない事案も知れませんが、この件、Sの粗暴だけは絶対に許せなかったです。
Sに子供がいたとして、自分の子供がこんな罵声を浴びせられたらSはどうするのでしょうか?
大会開催の責任者として武将會会長の立場としては間違った行動だったと思いますがあの時詰問しなければその日、一日に私の見えないところで何が起きていたかも知れません。
その後Sの姿を館内で見かける事はありませんでした。
大会終了後に上司の方がSに代わって詫びに来ましたが筋が違う気がしました。
おそらくSは自身の行動に何も感じていないのでしょう。
どんなに優良な職場に勤めていても、どんなに偉い立場にいても人間が白帯では本末転倒です。
いくらいい事を言っても書いても人と人の対応能力が無くてはメッキはすぐに剥がれます。
この日、米田支部長が黒帯昇進しましたが
これから指導者になる者は
「空手は黒帯、人間は白帯」
にならぬよう精進することを願います。
後日談になりますが本日、別件で体育館に行ってきました。
館長も昨日の報告を受け調査した結果、全面的に非を認めてくれた事が救いでした。
私自身も多くの人の前で冷静さを失くした事を謝罪しました。
この光景を見かけた人にこの場を借りてお詫び致します。