数日前にアップしたブログです。

即、削除しました。

理由は他の生徒の顔写真や名前が出ていたため、編集しました。



桃子が空手に例えると選抜大会に選ばれ出場しました。



ナント少年の主張大会の予選に選ばれたのです。

試合?前はリラックスしていましたが、

この雰囲気で始まると緊張モード!

さらに出番は一番最後!




桃子のテーマは


       「人生と共に歩んだ8年間」



みなさんは人生と共に歩んできたと思うようなことはありますか?

私は人生の半分以上フルコンタクト空手と共に歩んできました。

ほぼ生活リズムの1部のようなものです。
これからする話しは全て実体験を説明したものです。

沢山苦労もしたし、沢山努力もした。
沢山涙も流したけどその分沢山笑顔にもなった。
そんな私の8年間を聞いてください。

いつも通りに過ごしていた6歳の夏。
いつも通り保育園に行き、いつも通りに父が迎えに来る。
ただ1ついつもと違っていたのは帰る方向が家とは違う場所に進んでいることだった。

当時6歳の私だったがそのくらいはわかった。
頭の中にハテナを浮かべながら、車に揺られて約15分、知らない場所に到着した。

父に着いたと言われ降りた前には1面マットの敷いてある謎の場所だった。
正直私は乗り気ではなかった。
前には怖そうな先生が立っているし、大きい子が沢山いる。

この状況がわからないまま、いつの間にか始めることになった。
これがこの先長く続く空手人生の始まりだった。

それからと言うと、週3〜4の道場練習後、父と弟での3人での自主練と1日3〜4時間の日々だった。

小さかったので何をしたかは覚えていないが、ただただキツかったことは覚えている。

そして小学2年生の夏あたり普段通りに自主練している時私は嫌になって泣き出して、逃げようとした。
母に助けを求めて電話もしたそうだ。
今となれば笑える話だが。
でも次の日、何もなかったかのように、練習が始まったらしい。

それから1年後、自分の父が会長になった独立道場ができた。
当然娘の私と、息子の弟が道場のトップとなり、後輩が沢山できた。

女の子が沢山いる嬉しさの反面、自分が1番だというプレッシャーに押し潰されそうにもなった。

いまでも忘れられないのが全日本の選抜大会だった。
何が忘れられないかと言うと、その大会は後輩を含め、弟、私と5名で出場していた。
当時私が1番上だったので、試合順が1番最後だった。
そして後輩たちはどんどん勝ち上がり、みんな優勝した。
私も勝ち上がり決勝へ行った。
自分の決勝前、後輩や親、先生から当たり前のように頑張れと言われた。

普通の人なら嬉しいことであるが、その時の私にはプレッシャーにしか感じられなかった。

そして試合が始まった。
動きが良く優勝した。

勝って嬉しいというより、開放感があって泣いていた。

今考えるとこれがいい経験だったと思う。

それから月日が経ち、小学5年生で2度目の全日本に出場した。

弟は優勝した。
私は3位だった。

すごく悔しくて、いつも以上に泣いていた。

次は見返してやる。

そんな気持ちで毎日死に物狂いで練習した。

それから1年、小学生最後のチャンス、勝負の日が来た。

私は今日1日に全てを賭けていた。

順調に勝ち上がり、決勝まで行った。

決勝の相手はすごく有名な子だった。
試合前も有力選手として名を挙げられていた。

腹が立った。

今までで1番燃えていたと思う。

その気持ちが全面に出て、勝利へと繋がったと思う。

嬉しい反面この1日で努力が全て報われたと思うと、込み上げてきた涙と笑顔が止まらなかった。

最高の1日となった。


しかし、中学生になり、色々な誘惑に負けそうになり、ふと「空手に行きたくない」とも思ったりもした。

私の中で遊びたい、ゲームしたいなどの気持ちが強くなっていた。

毎日5時に道場と言う日課が嫌になりつつもあった。
そのことを母にぶつけたりもした。

「今まで頑張ったんだよ」

この言葉を聞いて泣いたりもした。

自分頑張ったのかな??と沢山考えたりもした。


こんな感じで、ここまで長く8年間を書いてきたが、私はある先生に言われた言葉がある。


[修行期間を短く詰め込むのではなく、何事も長く続ける事が大切]

と。

今まで積み上げたものをここで壊すのではなく、この状態を維持することが何事も成功する秘訣なのではないかと私は思う。

誰だっていつかは幕を下ろす時が来る。

私にその時が来たら、今まで泣いてきた分を笑顔で後悔なく終われるようにしたい。

人生は後悔なく楽しみたい。


そして最後に、この文はわたしの体験で考え方も自分なりの考え方である。

全ての人がこう思うとも限らないので、自分の意見を尊重しつつ、こういう考えの人もいるんだな程度で考えて欲しいと思う。

           武井桃子

原文のまま。