今、女子ソフトボールがオリンピックチャンピオンの座につきました。
ウルウルしながら観ていました。
上野さんが流した涙の13年間に感動しています。
そんな事もあって道場リニューアルの真実を書く事にしました。
武将會を立ち上げて足掛け6年。
桃子、大将の稽古場にするために立ち上げたスペースでしたが紆余和曲があり道場としてスタートしました。
今回のリニューアルには私自身深い想いがありました。
まだ小学生低学年のかわいい空手戦士の桃子、大将は名も無いジュニア空手選手でした。
実績もなく親子で夢を見ていた頃が懐かしいです。
そんな二人に将志が加わり我が家に思う存分の稽古ができる環境が整った時です。
道場立ち上げ時の一期生は数少なくなりました。
武将會の道場は2センチマットを二枚重ねて敷いていました。
コンクリートの地面に一枚目のマットを敷いた時の事は今でも鮮明に覚えています。
マットを敷く前の内装工事の時から遊びに来ていたのが今、中2の芽樹でした。
一枚目のマットを一緒に敷いたメンバーの中に芽樹もいました。
今回の件で声をかけた時も快く協力してくれました。
ジュニアの中では桃子、大将の唯一の年上です。
受験勉強の中、今でも時間を見ては一緒に汗を流しています。
桃子、大将も中学生になりました。
小学生時代には全日本の頂点につく事もできました。
薄汚れた2枚目のマット(直に接していた上のマット)には桃子、大将の汗と涙が絞りきれないほど染み込んでいだはずです。
最近は子供の成長と共に様々な葛藤がありました。
そんな事もあり子供達の踏み台になり育ててくれた2枚目のマットとはお別れするのには今のタイミングが良いと思いました。
それだけにスタートの時に一緒にマットを敷いた芽樹とも一緒に作業をしたかったです。
中学生になり大人への第一歩を踏み出す彼らに私のできる最後の新しい土俵を用意しようと思ったのがキッカケです。
カラー(マットの色)も変わり最後の1枚のマットに何を思って向き合ってくれるか?
今後が楽しみです。
もし、子供達がこの道場を引き継いでくれる事になった時はまた新しいカラーでスタートする事でしょう。
女子ソフトボールは次回以降のオリンピック競技には予定されていません。
そんな中で一つの目標に向かい想いを達成した事は素晴らしいと思います。
ジュニア空手戦士もそんなアスリート達の全てを学び取ってもらいたいです。