ここからは武将會立ち上げ時を軸に前後しながら記憶をたどりながら書いて行きます。

2016年11月1日に武将會はスタートを切りました。


新人さん達も真新しい道着に袖を通して空手修行の第一歩が始まりました。

桃子、大将は黄色帯。
将志は橙帯からのスタート。





桃子、大将は約4年間極真空手にお世話になりました。

師範には武将會を立ち上げる経緯を理解して頂き円満に退会させて頂きました。

当初は武将會直心塾の名称でスタートしました。
(直心塾を外した経緯は以前詳しく書いています)

二人にとって初めから先輩のいない道場。

小さいながら部屋頭として奮闘の毎日。


武将會を立ち上げに至る経緯も以前に掲載した大将の
 「リアルチャンピオンシップへの道」
の時に書いたので割愛します。


話しは空手修行を始めた頃に戻ります。

何故、空手を選んだか?についてですが、私的には個人競技と団体競技に対する考え方をこう考えています。


少し表現の仕方は適切ではないかも知れませんが私の主観なので聞き流して下さい。
決して団体競技を卑下するものではありません。

団体競技の場合、例えば野球で言えば優れたエースピッチャーやホームランバッター。

サッカーで言えば優れたフォワードや上手いゴールキーパー。

子供の、それも低学年ではこのような選手がいるチームが強い傾向にあります。

逆に試合で負ける要因の一つとしてミスが出た時
(例えばエラーなど)などがあります。

また、チーム競技ではレギュラーの人数も決まっています。

チームワーク、チーム競技として勝つも負けるも全て飲み込めるようになってからの方が良いと私は考えたからです。

空手、柔道、剣道、水泳、陸上etc...
(団体戦やリレーもありますが)

基本的に一人で闘います。

勝つも負けるも自己の責任。

大会に参加するもしないも自分の判断。

特にフルコンタクト空手では打たれて蹴られて痛みが伴います。

忍耐力がつき、痛みのわかる子供は他人に優しくなれます。

他人に優しくなれれば自然とチームプレーにも溶け込めれると考えています。

話は逸れましたかそんな考えでフルコンタクト空手を選択しました。


桃子が年長から極真空手に通い、大会に出場するようになった時の事を先に書きます。

稽古に通い始めて3ヶ月くらいが経過した頃に師範からの許可が下りて流派内の内部交流戦に出場しました。


初心、初級を対象とした大会でした。

当時所属していた流派では3年生までは基本的に男女混合無差別でした。



大将と二人揃っての参戦。

結果は大将が優勝。

桃子は男子相手に敗戦。


内部交流戦でこのパターンが3回ほど続きました。

この頃から桃子の男子選手アレルギーと
大会アレルギーが始まり出して暗いトンネルゾーンに入って行きます。

私と桃子の最初のハードルでした。


続きは次回書きます。