前回の「新型コロナウィルスが教えてくれた事」
の記事で勢いがついてだいたい書いていまいました。
本音の最後に保護者時代から道場主になり感じた事をストレートに書きます。
私は自分を先生とも指導者とも師範とも考えておりません。
道場主でありカッコをつけた肩書きで言えば会長です。
他の道場の先生や師範の皆様のようにしっかり空手に対する修行を受けていないからです。
他の格闘技や学生時代に少しはかじっていましたが我が子が空手を始めてから一緒に勉強した口です。
私の場合、ジュニア大会のシステムが分かり始め、流派の壁や稽古内容に数々の疑問を抱えて送った保護者時代がありました。
そんな気持ちの方もいるかと思います。
面と向かって口には出せない卑怯な自分でした。
そこで一つの決断をしました。
あくまで多くの大会に出場に子供を出場させたい事が前提です。
全てを含め、親子で空手に挑戦してみようと考えました。
自分のやり方で子供と一緒に。
この発想自体が親の独断なのですが。
武将會は空手道場であってもここを踏み台に、全ての競技に対応できる体力、精神力を養う錬成塾にしたい。
そう考えました。
いざ道場を立ち上げても名もなき道場が大きな組織に相手にして頂ける保証など無く、まして生徒すら集まるかどうかわからない状況でした。
しかし、そう考えてバリアを張っていたのは私だけでした。
多くの心優しい先生方と交流させて頂き今日を迎えています。
正直、どうしても手の合わない人もいます。
弱小組織が武将杯を開催したのも挑戦でした。
こちらも皆様のおかげで回を重ねる事ができています。
武将杯の運営方針は今まで力を貸していただいた方々への感謝の気持ちを込めています。
出来る限りの人脈をたどりド派手な大会を目指しています。
道場を持ち、立場が変わり師範に対し1対1の保護者時代から生徒に対し1対数十人になり始めて今迄お世話になった先生方の気持ちがわかるようになりました。
笑顔の別れや辛い別れをこの数年で経験しました。
昔、自分が抱いていたような気持ちをぶつけられた事も多々ありました。
まさに因果報恩です。
しかし、自分の考え方を変える気持ちはありません。
これが武将會のカラーだから。
今回、新型コロナウィルスの影響で、我が親子と空手との歩みを深く回想しています。
挑戦とは強いもの、大きなものにする事です。
まだまだ挑戦は続きます。
全て我流で!
もう少し大会について書きたい事があったのですが、流れ的に今回は書ききれない部分は次回番外編で書きます。