総評です。

大洋は一回戦、二回戦と、やや硬さはあるものの自力でクリア。
準決勝からは指示どうりの動き以上で快勝。
決勝も危なげなく勝利しました。

この結果の背後には一週間前から始めた将志とのスパーリングの成果が出ていました。

大洋の甘いガードに執拗に蹴りを入れさせた稽古の成果が反面教師として今回の闘いに現れました。
学習能力を評価出来る内容でした。

将志も一回戦は硬い動きで心配しました。
二回戦以降は徐々に本来の動きを取り戻して行き、決勝戦では強豪選手との闘いも延長の末に勝つ事が出来ました。
体重判定になれば負ける試合だったのでプレッシャーがあったと思います。

大将は準決勝戦が大きなヤマ場でした。
前回体重判定で負けている相手との対戦。全ての部分でプレッシャーを感じ、難しい闘いでした。
この試合も引き分けならば僅かな体重判定で負けになる闘いでしたが、再延長、試合終了2秒前に放った胴回し回転蹴りが炸裂しファイナルに駒を進めて優勝できました。

桃子は二回戦、三回戦とかなりの体重差のある相手との闘いになりましたが移動攻撃からの得意の下突き、肘打ちで勝ち進み軽量級のライバルとの決勝戦も制し優秀の美を飾る事が出来ました。

大将、桃子に対してはもう少しボクシング稽古の成果を出してもらいたかったのが本音ですが、強い相手との対戦になると中々そうは行きません。

まだまだです。

風林火山大会に御尽力された昭武館カラテの関係者の皆様ありがとうございました。