昨日は合同稽古会で各自がこの冬に補強しなくてはならない点が浮き彫りになりました。
初めて行う運動で戸惑っていました。
筋力の補強は直ぐには結果として現れません。
また、正しいフォームを作るまでに時間もかかります。
初めて行う運動で戸惑っていました。
稽古会である先生から御指導頂いた打たれ強くなる為の腹筋強化の運動です。
打たれる事の恐怖感を無くさなくては組手は難しくなってしまいます。自分を守る為にお腹に鎧を作ればある程度解消されます。
腹筋を鍛える運動には色々なトレーニング方法がありますがこの運動で上を向いた時にしっかりとお腹を張ってそり返る様になればかなり肩、手首、腹の筋力も付き、体幹もしっかりしてくると思います。
子供達は皆同じ条件で学校の授業で頭を使い、休み時間にははしゃぎ回り体力を使い家へ帰れば宿題が待っています。
そしてそれぞれの習い事が始まります。
自分より強かったり優れている人のほとんどは自分より努力をしているか決められた時間に強い集中力を持って稽古と向き合っている筈です。
年齢を重ねれば重ねるほどきつい運動が出来なくなって来ます。
他道場の仲の良い親子さんは自分の子供が空手を始める前の幼児の時から股割りなどで股関節を柔らかくする運動をしていたそうです。
何の競技をするにも役立つと考えていたからだそうです。
その子は空手を選びメキメキ強くなっています。
このような準備も必要ですが全ては努力なくして何も生まれません。
目標を作り頑張る事は良い事です。
大会は一つの目標になります。
そこで現実となるのが勝敗です。
いつも勝つ事はすごい事だと思います。その裏にある努力の現れです。
が、敗戦する事が多いほど子供を成長させてくれます。
そこで生まれる悔しさ、なぜ負けたのか、色々な事を考えます。
ただこの悔しさが一過性のものでは努力は生まれません。一過性のもとさせない為のサポートも必要です。
あとは親子の精神力です。
大会で負け続ける事は良くある事です。
桃子、大将もほとんど一年間勝てなかった時期がありました。
子供が折れるか親が折れるか。
大会にエントリーしてもその日が近づくに連れ親子でプレッシャーを受けていました。
目標が達成出来ないと全て潰された感がありますが、何事も潰しに来ているものへの挑戦です。
物事がうまくいかないと「○○に潰された」、「価値観が違う」と言う事を耳にしますが単に自爆しているだけで自分の価値観を主張し現実から逃げているだけです。
大会を目標とするには親子のコミュニケーションが必須となります。
時には厳しく、時には子供の目線で。
そんなイッパイいっぱいの時間で頑張っている子供達と仕事をしながらギリギリの線で毎日道場に行く自分。
そんな毎日がたまらなく好きです。