将志の優勝は久しぶりに見る強い闘いでした。
セコンド無しの状況でもどうしても勝ちたいと言う気持ちが伝わってきました。
大将は準決勝までは得意の打ち合いに持ち込み、中段突きで技有りを取るなどリズムが良かったのですが決勝戦では最近対戦回数の多い相手との対戦でケンケン蹴りを崩しての打ち合いに持って行こうとしましたが、胸をつけての接近戦に持ち込まれ持ち味の打ち合う空手を出来ずに負けてしまいました。
勝ちにこだわるにはルールにのっとったゲーム性も理解しなければならない事を痛感しました。
今後は水面蹴りや肘打ち、移動しての関節蹴りなどの強化をしない限り同じフラストレーションが溜まると思います。
試練です。
桃子も決勝では負け続けている強豪との対戦でした。
本戦1ー0 延長2ー0、再延長、リードしていながらいつもの悪いくせが出て注意を取られマストで完敗。
さすが、対戦相手は最後まで折れる事なく緊張感を持って戦っていました。
その差が最後に出ました。
今回はかなり行けそうな気がしましたが延長でもう一本、自分に旗を揚げさせなかったのが全てです。詰めの甘さです。
試合後の号泣は全てを自己解釈した涙でしょう。
桃子、大将には厳しい大会だったと思いますが年末の総極真 ジュニアチャンピオンシップへ向けて再調整です。
最後になりましたが今大会にご尽力されました大会関係者の方々に心より感謝致します。