織田信長である


本日をもって、我が家臣【秀吉】【凛太郎】が天に出立する

現世にての任、誠に大儀であった


秀吉は、この四年においては儂に【太閤】をチラつかせ、あたかも儂より格上の様な振る舞いであったな 
別に気に喰わぬ訳ではない、貴様の心はわかっておる、【太閤】に成り立派な姿を儂に見せたかったのだろう?それが儂が喜ぶと思ったのだろう?貴様の事は見え透いておるわ、懐で温めた草鞋など対して温かさは変わらん、がしかし儂は貴様の創意工夫が気に入って儂は喜んだのだ
現世にても儂が四百五十年前見れなかった【太閤】ぶり天晴れであった。  暫し休め
すぐに働かせる


【凛太郎】
りんたろうる…
(目上の者に無意識に無礼を働く意)

まさに天衣無縫とは貴様の事か、まだ修行も足りないまま天に帰すのは口惜しいが、見切りの良さも商の才、武人ではなく商人である由縁であろう
商人ならば我ら名古屋おもてなし武将隊をもっと諸国に売り歩くが良い、離れていても凛太郎貴様は名古屋おもてなし武将隊である。致し方が無いのでいつでもまた仕えられる様にしておいてやる
天におる嫁とも仲良くするように、喧嘩とならば儂は嫁の味方になる、覚えておけ
一年と短い間であったが良き時が過ごせた大儀である