皆の者、息災か。
加藤清正である。
けふは我ら名古屋おもてなし武将隊が蘇ってから十周年の節目の日。
数々の祝いの言葉、忝い限り。
これからも我らは皆と共に走り続ける。
遅れぬよう、しかと着いて参ってくれ。


さてこの週末、我らは蝦夷地は札幌に出陣して参った。
戦さ場は「第三回北海道旅行博」。


初日の金曜日は北海道新聞殿を訪問致し、みんテレ殿の番組にてひといくさ。


二日目、三日目は旅行博主戦場にて演武と客人のおもてなし。
そして名古屋の魅力、文化たる南蛮茶を札幌の民に振る舞った。







蝦夷地はこの儂とも深い縁のある地の一つ。
何を隠そう札幌からほど近い江別という地は、開拓時代我が肥後国の民が渡り切り拓いた土地。
江別神社には、儂加藤清正が祀られておる次第じゃ。
時を超え一つになることが出来、実に嬉しい限り。
また蝦夷地に足を運びたいと強く思うた。


蝦夷地は風が凛としていて心地よい。
身も心も引き締まる思いであった。
紅葉も実に美しく、民の心も温かじゃ。
これを機に再び蝦夷の民と縁を紡いで参りたい。
此度旅行博にて我らに興味を持ってくれた皆、是非名古屋に足を運んでくれい。
名古屋城にて、いつでも待っておるぞ。


加藤清正