皆の衆、笑っておるか?

笑うこつは、脳内の容量こえたら寝ること。


容量こえると普段やらない失敗

怪我につながる


故に


寝よ。


此度は


凛太郎と名古屋城にて出陣。




その昔

戦国時代では姫より

殿の方が化粧をしていた頃があった。

もちろんわしもそうである。

現世にても

化粧いたし(主に日焼けをしないため)

身嗜みは整えておるつもりである。


名古屋城の陣所にて

ふと気づく


此度は眉を描き忘れたと。


凛太郎にいってみるが

あまり気になりませぬぞ


とのこと。


まぁ

眉を描き忘れることは珍しくはないで

名古屋城にて戦働きを滞りなくいたした。


そして、本陣に帰り


顔をふく。


む?

むむむ?


むむむむむむ?????


そこでわしは気づく

「凛太郎や。そもそも化粧をすること自体忘れておった」


その日一番の笑いが起きたのであった。


めでたしめでたし。


細かい忘れものはいままであったが

全てを忘れたことはこの五年間一度もない。

しかも戦働きが終わるまで気づかないことなどありえなかったが。

あまり使うことのない頭を使い、悶々とし

わかりやすく

とてもとてもとても

わかりやすく

へまをする

そんな純粋でわかりやすい

己がもっと好きになった

今日であった。

じゃから

へまをして

それでも

もがき

苦しみ

頑張り生きている

主らがわしは大好きである。

故に

今日は寝よ。


わしも寝る。

早寝不得意であるが

寝る。

また夢で逢おう。

おやすみ


太閤 豊臣秀吉