皆苦労である。



清く正しいと書き、加藤清正である。



此度は日本料理西の丸に足を運び、賑やかして参った。



日本料理西の丸の「春姫御膳」は戦国武将縁の土地の郷土料理、食材を用いており




今月は儂加藤清正が治めた熊本の地の飯である。




此度の催しの為に



御膳も特別仕様。



この文字



永田料理長がわざわざ作ってくれたそうな。



粋なことを・・・。



器も普段とは違い升の数を変える



黒と金の器を使うことにより、儂の甲冑を表す。


等々


永田殿の愛の深さが知れる。



此度は春の季節故に



桜を意識。



形だけにあらず



桜を用いた料理もあり



見て、食べて春を感じること叶う。


セロリのあちゃら漬け(浅漬け)


一文字ぐるぐる


辛子蓮根などお馴染みのものから



永田殿考案の「同田貫」の名を持つ料理も。



同田貫は我が刀である。



そして、このお造りには大切な意味が込められておる。



それが何かは直接「日本料理西の丸」へ足を運ぶべし。


永田殿のおすすめ馬肉入り高菜飯


もちもちの食感を出すために炒める拘り



余談であるが永田殿は今朝より100人前、六升分の高菜飯を作るため鍋を振るった。


感謝。


太平燕と共に食べるとより良い。


そして甘味はいきなり団子。



珍しき桜の味。


と一部紹介致したが、百聞は一見に如かず。



数多の想いが詰まったこの「春姫御膳」



4月7日迄食べれるが故に、まだ間に合うでな。




必ずや参れ。



とにもかくにも




永田殿、乾杯!


此度はまことに永田殿をはじめ



ナゴヤキャッスル殿の愛情を心底感じた。




この催し開始以来最も民が集うてくれたそうで



多忙極めたであろう。




その中で西の丸の方々は共に戦ってくれた。




永田殿、ナゴヤキャッスルの方々



主達との時間




築き上げた絆は決して忘れぬ。



誠に忝のう御座った。



もう


この言葉以外、なんと申せばよいかわからん。


そして


来店致した民達よ


幸せな時を過ごせたか?



ナゴヤキャッスル殿の想い



西の丸の想い



永田殿の想い



我が想い


伝わったか?



儂も口下手であるが



伝わったのであらば本望。


此度は誠に多くの民が集うてくれたが



その一方で、席が取れず予約が叶わなかった民も多いと聞く。



申し訳御座らん。



しかし


この「春姫御膳」は幸せな時を主達に与えるであろう。


必ずや、食べてくれ。


此度の来店、忝のう御座った。



戦せし民も苦労であった!



良き飯を喰らい、身体を休めよ。



さあ、明日も「共に」



戦おうぞ。



では、また会おう。さらば!

良き夢を見よ。