皆の衆達者であるか?
夜の雨は何とも哀愁漂う
道中日記前田慶次じゃ!
月に一度我等名古屋おもてなし武将隊は全員演武を執り行う。十名の布陣。
此れを観に名古屋城へ参る者も多いと聞く。
如何であったろうか?
「名古屋城築城の巻」「第六天魔王」
華演武をお届け致した。
清正、信長様が主軸である。
我も主軸で動きたいものじゃ。
我々の演武は迫力あると思うが、我等が伝えたい事。演目から伝われば本望。
名古屋城を後にし
別の戦が御座った。
因みに、服部半蔵殿は我と同い年じゃ。
故に華の四十二年組に組する。
一日に様々な戦場に出る我等はこの勢いを止めずに参りたい次第。
此の先に控える周年祭そして、絆秋の陣。
一月程で迎えるわけじゃが、我としては一命を賭して戦う所存。
自ら武功を挙げた!と申せる程の戦働きが甦って尚出来ておらん。
此の想い無に帰するわけにはいかん。
戦う相手は己。
他の誰でも無し。
自らを越えた先に新たな課題があろう。
日々の戦、備えを怠らず望み
戦場に爪痕を残す。
武人前田慶次を天下に轟かす道は険しいやもしれぬが、一歩一歩進む故に見届けろ!