皆の衆達者であるか?
戦国音絵巻は聴いたであろうか?
道中日記前田慶次じゃ!
お早う御座る。長月を迎えた。
九月も楽しんで参ろう。
我は昨夜の戦国音絵巻を聴き申して眠りについた。
何やら現世の技術力を駆使して我等と会話が出来るからくり機?を用いて皆の悩みを解決する。
是非とも我が参陣した際も、取り組みたい戦に御座る。我は悩みを解決するのは得意と自負しておる!
お気楽に答えそうかと?思うた其方。
我は楽観的に見えるやもしれんが、意外と考えておるんじゃ!
絵巻では
清正は陣について熱く語り
章右衛門は約二ヶ月振りの絵巻で久方振りに声を聴いたぞ!
叔父貴は我の事をかって下さり誠にありがたき幸せにございます。
…
父上と共に荒子を出て、再び前田家に帰参した時を思い出すわ。
叔父貴は血が繋がっておらん儂を、家族同様に出迎え面倒を見てくれた。
我も応えるべく、尽力し阿尾城代にまで出世。
恥ずかしい昔話じゃが。
戦国の世でも、現世でも叔父貴は前田を守る主として武士として、男として儂に大きな背中を見てくれた御方。
面倒を掛け、手の焼ける甥っ子ですまん。
うん。
長月に入った事じゃし、叔父貴にはもっともっと我に構ってもらおうかなと。
共に現世を駆け抜けて参りたい所存。
再び参る蝦夷が楽しみじゃ!
以上
前田慶次郎利益